【雑記】「2025年7月30日、津波警報が出た日、私は会社を出た」

雑記

幸い、被害はなかった。何事もなかったからこそ、こうして振り返ることができている。

でも、私の中では忘れられない1日になった。

朝9時38分、携帯電話からけたたましいアラート音。

津波警報の通知だった。

慌てて情報を確認すると、沿岸部に津波が到達する可能性があるのは「11時ごろ」とされていた。

私が勤める会社は海の近くにある。

でも自宅は丘の上にあるため、津波の直接的な被害は避けられる。

会社の人たちはというと、「仕事があるから」「上から指示がないから」と、誰一人動く気配がなかった。

そんな中、私は10時に帰ることを決めた。

会社に勤めている以上、会社の一員として動くことが求められる。

そのこと自体は理解している。

でも、自分の命を危険にさらしてまで守らなければいけない仕事なんて、あるのだろうか?

正直、今回の判断は、職場の理解を得られたとは思っていない。

「勝手に帰るな」「みんな残ってるのに」

そんな視線も感じた。

でも私は、会社で死にたくない。

それだけははっきりしていた。

集団行動の大切さも、混乱を避けるために指示に従う必要があることも、頭ではわかっている。

けれど、上司の判断がいつも正しいわけではない。

そして私は、その上司を普段から尊敬できていたわけでもなかった。

だからこそ、自分の命に関わる判断くらい、自分でしたかった。

今回のことで改めて思った。

「私はやっぱり、自分で働き方を決めていける人になりたい」と。

いざというときに、自分の意志で動けるように。

会社に依存せず、自分で生きる力をつけたい。

副業、もっと本気で頑張ろう。

今日は、そう思えた日だった。

命を守るために、自分で判断するということ。

ブログのいつもの内容とは少し違いますが、

これも私の「働き方」のひとつの記録として残しておきます。

コメント