デロンギの全自動コーヒーマシン「マグニフィカS」を使っていると、数ヶ月に一度やってくるおなじみのメンテナンス作業…それが『石灰除去』です!
ただ、頻繁にやる作業ではないので
「え?どのボタン押すんだっけ?」
「何入れるんだっけ?」
と、毎回手順を忘れてしまいがち…。
この記事では、実際の作業風景を写真つきでわかりやすく解説しています。
この記事さえ見れば、次回から迷わずサクッと石灰除去できます!
さあ、レッツ石灰除去!
石灰除去頻度について
水の硬度によって石灰除去の頻度は異なりますが、我が家では2024年4月に購入してから、8月・12月と約4ヶ月に1回のペースで行っています。
地域によってはもっと短いスパンでランプが点灯する場合もありますので、ご家庭の使用状況に合わせて早め早めの対応がおすすめです。

石灰除去とは?
デロンギのコーヒーマシン内部には、使用する水の中に含まれる石灰質(カルキ成分)が徐々に蓄積していきます。
このまま放置して使い続けると、
- ☑️ 抽出量が減る
- ☑️ 温度が安定しない
- ☑️ 故障の原因になる
…といったトラブルにつながるので、赤色ランプが点灯したら石灰除去メンテナンスは必須です!
専用除石灰剤について
✅ 成分と特徴
・主成分は乳酸
・一般的なクエン酸に比べて約2倍の除石灰効果
・さらに、乳酸には静菌性(雑菌の繁殖を抑える効果)もあります。
100mL×2本入り(1回分ずつ使い切り) 計量不要でラクに使えます。
500mLボトル(都度計量タイプ) コスパ重視の方はこちらがおすすめ。
石灰除去の手順(所要時間:約30分)
石灰除去のタイミングになると、本体の赤いランプが点滅します。
この作業は途中で中断できないので、時間に余裕があるときに行いましょう。

以下の手順に従い、付属のコーヒーマシン用除石灰剤で、石灰の除去を行ってください。
準備
主電源スイッチを入れ、電源ボタン(赤枠)を押す

予熱ランプが消灯

コーヒー抽出ランプ・カフェジャポーネ抽出ランプが点灯するまで待つ

水タンクを空にする

除石灰剤を水タンクの「A」(100mL)の位置まで入れる
これ一本(100mL)をタンクに入れればAの位置まで入ります。

Aの位置は見えづらいです!

水を「B」(約1L)の位置まで入れる

水タンクを取り付ける

フロッサーの下に1.5L以上の空の容器を置く
水が周りに飛び散るので深い容器がいいですが、我が家はちょうど良い容器がないので、割りっ切って終わった後に周りを掃除しています。

洗浄
除石灰ランプ(赤枠)を長押しする
除石灰ランプが点滅から点灯に変わり除石灰モードに入ります。

スチームノブ(赤枠)を横に回し、洗浄を開始する
フロッサーからお湯が排出されます。
石灰の除去中は、自動でお湯が出たり止まったりします。

約300ml排出され、2分ほど停止して4回に分けて排出されます。

約10~15分すると水タンクが空になり、下記の2箇所が点滅します。

スチームノブ(赤枠)を縦に回す

すすぎ
フロッサーの下に置いた容器を空にし、再度フロッサーの下に置く

水タンクを外し、しっかりすすぐ
除石灰剤が残るとコーヒーの味に影響が出るのでしっかりとすすぎます。

「MAX」の位置まで新しい水を入れて本体に取り付ける
黄色(赤枠)が点滅、赤色(赤枠)が点灯します。

スチームノブ(赤枠)を横に回し、すすぎを開始する

フロッサーからお湯が排出され、水タンクがなくなると赤枠のランプが消灯します。

スチームノブ(赤枠)を縦に回す

除石灰ランプが消灯し自動で電源が切れて完了です。

【※もし除石灰ランプが消えない場合】
スチームノブを戻してもランプが点滅し続ける場合は、すすぎ工程からもう一度やり直してください。
まとめ|日頃から除石灰剤のストックがおすすめ
我が家では、毎日4杯ほどコーヒーを淹れていますが、
これまでの使用ペースでは約4ヶ月に1回の頻度でランプが点灯しています。
突然ランプが点くので、除石灰剤は常に1〜2回分ストックしておくと安心です。
作業は手順通りにやれば30分ほどで完了しますので、ぜひこの記事を参考にチャレンジしてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にもデロンギ関係の記事を書いていますのでご覧いただけると幸いです!
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