ランドクルーザープラド150(7人乗り)を購入してから、車中泊旅行にどっぷりハマっています。
最初はシートを倒して寝ていましたが……これがとにかく寝心地が悪い!
完全なフルフラットにならず、体が痛くて翌朝グッタリなんてことも。
そこで今回は、製作費わずか15,000円で自作した「低床ベッドキット」の作り方をご紹介します!
私が考える理想の車中泊用ベッドキットの条件
- 完全フルフラット
- 設置が簡単(約3分でセット完了)
- 車内空間を広く確保できる「低床仕様」
- 使わないときは2列目シートが普通に使える
この4点を意識して、DIYスタート!
材料費は約15,000円!用意したもの一覧
材料 | サイズ・数量 | 金額(目安) |
---|---|---|
ツーバイフォー材 | 38×89×2440mm×2本 | 約1,980円 |
ファルカタ構造用合板 | 900×1095×25mm×2枚 | 約4,160円 |
赤松野縁(補強材) | 40×30×2985mm×4本 | 約2,400円 |
アンダーカーペット | 厚さ8mm×2枚 | 約2,160円 |
ビニールレザー | 1250×2200mm | 約4,824円 |
合計:約14,436円(税別)
※価格は2023年3月時点。購入先は主にホームセンターと楽天市場です。
使用した工具
- インパクトドライバー
- 丸ノコ
- タッカー
- 木工用ボンド
【STEP1】土台の作成(ツーバイフォー材)
ツーバイフォー材2本をそれぞれ930mm・900mm・45mm・30mmにカット。


木工用ボンドで接着し完成。
ボンドだけでしっかりと固定できます!

これでしっかりとした土台が完成。
【STEP2】天板の作成(ファルカタ合板+赤松野縁)
- ファルカタ合板2枚をそれぞれ900×1095mmにカット。
- 裏面に赤松野縁で格子状の補強を入れます。
赤松野縁カットサイズ(2枚分):
- 長さ1035mm×6本
- 長さ1065mm×4本
- 長さ870mm×4本

補強材を上から木工ねじで固定し完成。
天板は軽いけどしっかり強度が出る設計です。
※写真が完成品ですみません
【STEP3】クッション材と仕上げ(アンダーカーペット+ビニールレザー)
アンダーカーペットを天板サイズにカットし、木工用ボンドで接着。

ビニールレザーは少し大きめにカットし、タッカーでしっかり固定。
ポイント:シワが寄らないように、しっかり引っ張りながら作業しましょう。
(私はこの工程が一番苦戦しました…!)

【STEP4】実際に車に設置
完成品

設置方法は超シンプル!
土台を車内に置く。

天板をその上に乗せる

所要時間:約2分半
2列目シートの上は天井まで64cm

3列目シートの上は天井まで72cm

2列目と3列目の間にもスペースがあるので荷物を置けます◎

ベッド下の空間(約12cm)には荷物も収納できます。


完成後の感想
買えば10万円以上するプラド150専用ベッドキットが、DIYなら15,000円以下!
しかも「低床仕様」なので、車内での着替えや荷物整理も楽々。
乗り降りもストレスなしで、旅行先でも快適に過ごせています。
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最後に
車中泊は「やってみたい!」と思ったときが始めどき。
このベッドキット作りが、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
もし質問やご相談があれば、ぜひコメント欄で気軽にどうぞ!
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