ハイエースのオーディオを刷新するなら、
画面の大きさと操作性は妥協したくないという人も多いと思います。
今回取り付けたのは、
アルパイン DAF11Z(11インチ フローティングディスプレイオーディオ)。
とにかく画面が大きく、地図は見やすく、操作も直感的。
Apple CarPlayにワイヤレスで簡単接続できるので、
Amazon MusicやYouTube Musicを使った音楽再生もストレスなく楽しめています。
この記事では、
実際にハイエースへ取り付けた手順と注意点を、
配線整理のコツや使用感も含めて写真付きで解説します。
商品概要|ALPINE DAF11Zとは?
アルパインのDAF11Zは、純正オーディオからの交換で
ナビ・音楽・通話・動画視聴まで一気に快適になる11インチ大画面モデルです。

主な特徴
- 11インチ WXGA 大画面ディスプレイ(フローティングタイプ)
- ワイヤレス Apple CarPlay / Android Auto 対応
- Bluetooth(音楽再生・ハンズフリー通話)対応
- USB(動画・音楽再生)対応
- HDMI 入出力端子付き
- ハイレゾ音源対応
同梱品
- 本体
- ハンズフリー/音声操作用マイク
- 接続コード(4本)
- GPSアンテナ
スマホを接続するだけで、地図・音楽・通話がすべて大画面で操作できるので、
ナビ専用機が不要になるのも大きなメリットです。
取り付けに使用した別売りパーツ
今回の車両:ハイエース/レジアスエース(2013.12〜)
使用した取付キット
- アルパイン 取付キット
- KTX-7W-HI-200(ハイエース/レジアスエース専用)
- 200mm開口車用スペーサーパネル
- KTX-SP200DA(ブラック)
追加で使用した別売りパーツ
- エンディー(Endy)1DINポケット
- ENDY EGB-101(コード引き出しホールカバー付)
ハイエースは2DIN開口ですが、DAF11Z本体は1DINサイズ。
そのため、下段に1DIN分のスペースが余ります。
この余ったスペースを有効活用するために、
小物収納として1DINポケットを取り付けました。
- スマホ置きにちょうどいいサイズ感
- 駐車券・サングラス・小物の一時置きに便利
- コード引き出しホール付きなので充電ケーブルも通せる
見た目も自然で、実用性がかなり高いパーツです。
※ 1DINポケットは必須ではありませんが、
収納が欲しい人にはかなりおすすめです。
取り付け手順
① バッテリーのマイナス端子を外す
作業前に必ず実施。
ショート防止・エアバッグ誤作動防止のため必須です。

⚠️ 寒冷地仕様のハイエースは注意
寒冷地仕様の場合、
- 助手席側
- 運転席側
の2か所にバッテリーが搭載されています。
どちらか一方だけ外していると通電したままになるため、
必ず両方のバッテリーのマイナス端子を外すようにしてください。
② 内装パネルを外す
まずは、助手席側アシストグリップを外し、
続いてAピラーを取り外します。
次に、センターパネル周辺の内装を順に外していきます。
助手席側側面パネルの取り外し

助手席のエアバッグとグローブボックスの間にある、
縦に長い側面パネルを外します。
このパネルはシフトノブ付近まで続いている一体形状のため、
無理に引っ張ると折れやすいので注意が必要です。
外すときは、
三段階に分けて少しずつ力をかけるのがコツ。
1. まずは手前側から浮かせる

2. 次にセンターパネル付近

3. 最後に一番端の部分

という順番で外していくと、
割れや破損のリスクを抑えられます。
③ ハンズフリーマイク(外部マイク)を取り付け
音声操作やハンズフリー通話用の外部マイクは、
ステアリングコラム上部に取り付けました。

運転中でも声をしっかり拾いやすく、
見た目も目立ちにくいおすすめの設置位置です。
配線は、
内装パネルの隙間を利用して通し、
センターパネル(オーディオ裏)まで引き回します。
無理に内装を外さなくても通せるので、作業しやすい工程です。
④ GPSアンテナを取り付け
GPSアンテナは、**助手席側フロントガラス下(ダッシュボード前)**に設置しました。

まず、配線通しを使って、
グローブボックス裏からフロントガラス端まで配線を引き出します。
内装の隙間を利用すれば、無理なく配線可能です。
アンテナ本体は、
フロントガラス前の平らな位置に両面テープで固定。
金属部分を避け、水平になるよう意識すると受信が安定します。
その後、余った配線は邪魔にならないよう整理しながら、
**センターパネル(オーディオ裏)**まで引き回します。
見た目もスッキリし、受信感度も問題ありませんでした。
⑤ 車体側カプラーと取付キットを接続
次に、車体側カプラーと取付キット(KTX-7W-HI-200)を接続します。
KTX-7W-HI-200に付属している、
• 電源コードを赤丸のカプラーへ
• ラジオアンテナコネクター変換ケーブルを緑丸のカプラーへ
• ステアリングリモートケーブルは青丸のカプラーへ

それぞれ接続します。
カプラー形状が違うため、基本的に挿し間違いは起きません。
電源コードについては、
途中にさらに2つのカプラーが付いています。
これらも忘れずに、
写真の赤丸位置にそれぞれ接続します。

※ 接続後は、カプラーが最後までしっかり差し込まれているか必ず確認してください。
⑥ 配線加工(パーキングブレーキ線)
この工程では、パーキングブレーキ線の処理を行います。
ナビ(DAF11Z)側のパーキングブレーキ線(黄青)を処理し、

アース線(黒)へ接続します。
車体側のパーキングブレーキ線は使用しないため、そのまま処理します。
私はスプライス端子を使って接続し、

仕上げに絶縁テープでしっかり補強しました。

DIYでも確実に固定でき、作業性も良かったです。
作業前に配線色や取扱説明書を必ず確認し、
確実に絶縁・固定してください。
※ 走行中の操作や視聴は行わず、安全運転を最優先にしてください。
⑦ 配線を整理する(重要)
配線の本数は想像以上に多く、
整理せずに押し込むと後々トラブルの原因になりやすい工程です。
特に注意したいポイント
• ジュースホルダー付近は、配線が干渉しやすい
• 配線は運転席側へ逃がすと干渉しにくい(写真の指方向)

配線の向きを意識しながら、
結束バンドでまとめて動かないようにしっかり固定します。
一見ごちゃついて見えますが、
実際には可動部との干渉もなく、
かなりスッキリ収まりました。
⑧ 本体にスペーサーパネル・各パーツを取り付け
ここでは、オーディオ本体周りのパーツをまとめて取り付けます。
• 車体に元々付いていた純正ブラケット
• KTX-SP200DA(200mm開口用スペーサーパネル)
• 1DINポケット(ENDY EGB-101)
を組み合わせて取り付けます。

ハイエースは2DIN開口のため、
DAF11Z(1DIN)+1DINポケットを組み合わせることで、
下段のスペースを無駄なく活用できます。
次に、アース線の接続を行います。
助手席側の写真・赤丸位置にアースを取り付けました。

今回は、
• DAF11Z用アース
• ETC用アース
を同じボルト位置で共締めしているため、
アース線が2本接続されています。
※ アースは塗装されていない金属部分に、確実に固定してください。
⑨ 本体に配線を接続
・電源コード

・リモートコード

・カメラコード

・GPSアンテナ

・マイク配線

すべて本体に接続します。
⑩ 本体を固定
ブラケットを車体側に固定し、本体をしっかり固定します。

⑪ ディスプレイを取り付け
最後に、フローティングディスプレイ本体を取り付けます。
まず、ディスプレイの位置を決定します。
今回は、
• 0mm位置(いちばん下)
に設定しました。
次に、ディスプレイ裏側に
リアカバーを取り付けます。
• 使用ネジ:バイトンネジ M2.6×6
続いて、
ディスプレイ本体を本体側スライダーに固定します。
• 使用ボルト:六角ボルト(黒)M5×8
固定後、
検出プレートを取り付けます。
最後に、
配線や内部が見えないように
目隠しカバーを装着します。
• 使用ネジ:M3×4

取り付け後は、
ディスプレイのガタつきがないか、
角度や位置が適切かを確認します。
⑫ バッテリーのマイナス端子を接続して動作確認
- 電源ON
- Apple CarPlay / Android Auto 接続確認
- 音声・スピーカー確認
- マイク通話確認
問題がなければOKです。
⑬ 内装を元に戻す
すべて正常に動作することを確認してから、
外した内装パネルを元に戻します。
完成|ALPINE DAF11Zを取り付けてみて

11インチのフローティングディスプレイは、
純正オーディオとは別物レベルの迫力。
• ナビがとにかく見やすい
• ワイヤレスCarPlayで配線の手間なし
• 1DINポケットのおかげで収納も確保
操作性・視認性ともに満足度はかなり高く、
ハイエースとの相性も抜群でした。
DIYでの取り付けは工程こそ多いものの、
車種別キットを使えば加工も最小限。
「純正オーディオを卒業したい人」には、
自信を持っておすすめできるカスタムです。
※ 本記事はDIY作業内容です。作業は自己責任で行ってください。
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