

ハイエース200系にALPINE DVR-C320Rを自分で取り付けました。DVR-C320Rの最大の特徴は、ALPINEのディスプレイオーディオ(DAF11Z)と専用ハーネスで連携できること。別途モニターを用意しなくても、ナビ画面でドラレコ映像を確認できます。
この記事では、リアカメラの固定から配線の引き回し、電源取り出し、DAF11Z接続・動作確認まで、実際の取り付け写真を使って手順を解説します。
- DVR-C320RをDAF11Zと連携させるメリット
- 取り付けに必要なもの
- 取り付け手順
- ① リアカメラをバックドア上部に固定する
- ② バックドアのピラー内張りを外して配線ルートを確保する
- ③ 配線をピラー内の2箇所のクリップに通す
- ④ ゴムパッキン・グロメットに配線を通す
- ⑤ 蛇腹ホース(コルゲートチューブ)を通して室内へ引き込む
- ⑥ 室内から天井裏へ配線を通す
- ⑦ 天井裏の既存配線に沿わせてフロントまで通す
- ⑧ 助手席側Aピラー→グローブボックス裏→ナビ裏へ
- ⑨ フロントカメラをフロントガラス上部に固定する
- ⑩ フロント配線の余長をエアコン付近で折り返す
- ⑪ アース線・LIN線をDAF11Zに接続する
- ⑫ ACC電源・BAT電源をギボシで接続する
- ⑬ RCAケーブル+DAF11Z専用ハーネスを接続する
- ⑭ DAF11Zで動作確認
- まとめ|ギボシ接続+カプラーオンで初めてでも取り付けられる
DVR-C320RをDAF11Zと連携させるメリット
- ナビ画面でドラレコ映像を表示できる(別モニター不要)
- フロント・リアの映像を1つの画面で切り替えて確認できる
- 専用ハーネスで接続するため設定も最小限
- 配線を天井裏・ピラー内に完全に隠せて車内がすっきりする
取り付けに必要なもの
| アイテム | 備考 |
|---|---|
| ALPINE DVR-C320R | フロント・リア2カメラドラレコ本体 |
| DAF11Z用ドラレコ接続ケーブル(別売り) | KWX-H720D等。カプラーオンで接続 |
| シリコンスプレー | グロメットに配線を通す際に使用 |
| 内張りはがし | ピラー・天井内張りを外す際に使用 |
DVR-C320Rの電源ケーブルにはギボシ端子が最初から付属しているため、端子の圧着作業は不要です。車体側のギボシとはめるだけで接続できます。
取り付け手順
① リアカメラをバックドア上部に固定する

リアカメラをバックドア上部(中央付近)に両面テープで貼り付けて固定します。カメラの向きは水平になるよう確認してから貼ります。
② バックドアのピラー内張りを外して配線ルートを確保する

カメラを固定したら、バックドアの縦ピラー部分の内張りを外します。写真の手の位置で下に引っ張れば外せます。内張りを外すことで配線を内側に隠しながら通すスペースができます。配線が終わったら元に戻します。
③ 配線をピラー内の2箇所のクリップに通す

内張りを外した状態で、バックドア上部にある赤丸の2箇所から配線通しを使用して配線を引きます。配線を通し終えたら内張りを元に戻します。


④ ゴムパッキン・グロメットに配線を通す


バックドアのゴムパッキン(ウェザーストリップ)の隙間に配線を通し、そのままバックドア根元のゴムグロメット(コルゲートチューブ保護部分)へ通して車体側へ引き込みます。グロメット部分はシリコンスプレーを吹いてから押し込むと格段に通しやすくなります。無理に引っ張ると配線の被膜が傷つくため、スプレーは必須です。
⑤ 蛇腹ホース(コルゲートチューブ)を通して室内へ引き込む

バックドアから車体へつながる蛇腹ホース(コルゲートチューブ)の中に配線を通して室内へ引き込みます。蛇腹ホースは既存の配線が通っているので、その隙間を利用します。
⑥ 室内から天井裏へ配線を通す

室内に引き込んだ配線を、内張りの隙間から天井裏へ押し込みます。内張りはがしで内張りを少し浮かせると作業しやすくなります。
⑦ 天井裏の既存配線に沿わせてフロントまで通す

天井裏には最初から他の配線が通っています。その配線束の脇に沿わせるように、リアカメラの配線をフロント方向へ引いていきます。無理に押し込まず、既存の配線クリップの隙間を利用して固定しながら進めます。リアカメラ側で余った配線は天井裏でまとめておくとすっきりします。
⑧ 助手席側Aピラー→グローブボックス裏→ナビ裏へ

天井裏まで来た配線を、助手席側Aピラーの内張り隙間に沿わせて下へ通します。Aピラーの内張りは内張りはがしで少し浮かせれば隙間ができるので、そこへケーブルを押し込みます。

そのままグローブボックスの裏を経由してナビ裏(DAF11Z背面)まで引き込みます。
⑨ フロントカメラをフロントガラス上部に固定する

フロントカメラは助手席側のフロントガラス上部(黒いドット印刷エリアの内側)に両面テープで貼り付けます。車検対応のため、ドット印刷部分の内側に収まる位置に設置します。ケーブルは天井内張りの隙間へ引き込んで隠します。
⑩ フロント配線の余長をエアコン付近で折り返す

DVR-C320Rのフロントカメラケーブルは長めに設計されています。余った配線は天井裏でエアコン付近まで引いてから折り返し、助手席側Aピラー→グローブボックス裏→ナビ裏というルートでまとめます。天井裏で折りたたんで処理することで、配線が垂れ下がることなくすっきり仕上がります。
⑪ アース線・LIN線をDAF11Zに接続する


DAF11Zとドラレコを正しく連携させるには、アース線(GND)とLIN線の2本も接続が必要です。アース線はDAF11Z本体のネジ部分に共締めして固定します。LIN線はDAF11Zの背面ハーネスに接続します。この2本を忘れると連携機能が動作しないので注意してください。
⑫ ACC電源・BAT電源をギボシで接続する

DVR-C320Rの電源ケーブルはACC(アクセサリー電源)とBAT(常時電源)の2本をそれぞれ接続します。ナビ裏のハーネスからACC・BATを取り出し、ギボシ端子でドラレコ側と接続するだけです。ギボシ端子はドラレコ側・車体側どちらにも最初から取り付け済みなので、差し込んで固定するだけで完了します。
⑬ RCAケーブル+DAF11Z専用ハーネスを接続する

リアカメラの映像信号はRCAケーブル(コンポジット映像ケーブル・黄色)でDAF11Zへ接続します。また、DAF11Zとドラレコを連携させるための別売り専用ハーネス(KWX-H720D等)をカプラーオンで接続します。カプラーに差し込むだけなので加工は不要です。
DAF11Zとドラレコを繋ぐ配線は合計5本です。
| 配線 | 役割 | 接続方法 |
|---|---|---|
| ACC(赤) | アクセサリー電源 | ギボシ接続(付属済み) |
| BAT(黄) | 常時電源 | ギボシ接続(付属済み) |
| GND(アース) | アース | DAF11Z本体ネジに共締め |
| LIN線 | ナビとの通信線 | 背面ハーネスに接続 |
| RCA(黄) | 映像信号 | カプラーオン |
⑭ DAF11Zで動作確認

すべての配線が完了したらエンジンをかけて動作確認します。DAF11Zの画面にフロントカメラの映像が表示され、「常時録画」「REC」の表示が出れば取り付け完了です。電圧(13.4V)・日時も正常に表示されていることを確認します。
まとめ|ギボシ接続+カプラーオンで初めてでも取り付けられる


- リアカメラはバックドア上部に両面テープで固定→ゴムパッキン・グロメット経由で室内へ
- グロメット通しはシリコンスプレーが必須。使うと格段に楽になる
- 配線は天井裏→Aピラー→グローブボックス裏→ナビ裏のルートで引き回して完全に隠せる
- フロントカメラの余長は天井裏で折り返してまとめる
- DAF11Zとの接続は合計5本(ACC・BAT・GND・LIN線・RCA)。アース・LIN線を忘れずに
- 電源のギボシ端子は付属済み。専用ハーネスはカプラーオンで接続するだけ
- DAF11Zで「常時録画」「REC」表示が出れば完成
DVR-C320RはALPINEのDAF11Zとの組み合わせで最も実力を発揮するドラレコです。ショップに依頼すると工賃が数万円かかることもありますが、内張りはがし1本あれば自分で取り付けできる難易度です。ハイエースへのドラレコ取り付けを検討している方の参考になれば幸いです。
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