野沢温泉に行くなら、13か所ある外湯(共同浴場)をめぐりたい。でも「熱すぎて入れないって本当?」「シャンプーはある?」「車中泊はできる?」と、行く前は気になることが多いですよね。
こんな悩みはありませんか?
- 外湯は無料で入れる?
- 熱くて入れない外湯はどこ?
- どの外湯から回ればいい?
- 野沢温泉で車中泊はできる?


この記事は、デロンギとハイエース車中泊のブログを書いている「ふじふうふ」の夫が書いています。スノーボードで野沢温泉に通って15年、13か所の外湯にはすべて入りました。写真は2025年の年末年始に、前の車のプラドで車中泊して回ったときのものです。熱い外湯と入りやすい外湯、車中泊の駐車場まで、実際に通っている目線で書きます。
この記事の結論
- 外湯は13か所すべてお賽銭で入れる
- よく行くのは中尾の湯、いちばん熱いのは十王堂の湯
- 熱いのが苦手なら熊の手洗湯から
- シャンプーとタオルは持っていく
- 車中泊は柄沢の第2駐車場(行く前に必ず確認)
- 宿に泊まるなら柄沢に近い山三荘
宿に泊まって外湯めぐりをするなら
冬の車中泊の寒さ対策はこちら
結論|外湯めぐりは車中泊と相性がいい

先に結論を書きます。野沢温泉の外湯めぐりは、車中泊ととても相性がいいです。駐車場から歩いて外湯に行けるので、朝起きてすぐ温泉に入り、そのまま滑りに行けます。ハイエースに乗り換えてからは、スノーボードで行くときの8割が車中泊、2割が宿です。車中泊だけで帰ってくる旅も多くなりました。宿の夕食の時間を気にせず、好きな時間に外湯へ行けるのも車中泊のよいところです。
雪の日の車について
13か所すべてお賽銭で入れる
野沢温泉の外湯は、決まった入浴料がありません。入口にあるお賽銭箱に、気持ちを入れて入ります。
駐車場から歩いて朝風呂へ
柄沢の第2駐車場から中尾の湯までは、歩いて5分ほどです。朝いちばんの温泉は、人が少なくてゆっくりできます。
温泉で温まると夜も寒くない
外湯で体を温めてから寝ると、雪の夜でも寒さが気になりません。車中泊の寒さ対策の一つが、寝る前の温泉だと思っています。
野沢温泉の外湯とは|13か所の共同浴場

野沢温泉の外湯は、村の中に13か所ある共同浴場です。もともとは地元の人のためのお風呂で、観光客も入らせてもらえます。どこも源泉かけ流しで、外湯ごとに熱さや広さが違います。観光地の日帰り温泉とは仕組みが少し違うので、はじめて行く方が知っておきたいことを3つにまとめました。知らずに行くと、シャンプーがなくて困ることになります。

地元の「湯仲間」が守っている
外湯は、地域の人たち(湯仲間)が掃除や管理をしています。私たちが毎回きれいなお湯に入れるのは、その活動のおかげです。
料金はお賽銭
入浴料は決まっていません。各外湯のお賽銭箱に、感謝の気持ちを入れて入ります。私も毎回入れています。
シャワーもシャンプーもない
外湯にはシャワーもシャンプーも置いていません。湯船のお湯で体や髪を洗います。シャンプーやタオルは持っていきましょう。
外湯の入り方とマナー

外湯は地元の人が毎日使うお風呂です。観光客も気持ちよく使えるように、守りたい決まりがあります。入口に貼り紙があるので、はじめての外湯では一度読んでから入ってください。私が気をつけていることを書きます。地元の人に気持ちよく使ってもらえるように、観光客の私たちが決まりを守ることが、外湯を残していくことにつながると思っています。
外湯のマナー
- 掛け湯で体を流してから入る
- 湯船にタオルを入れない
- 脱衣場へは体を拭いてから上がる
- 譲り合って使う
- お賽銭箱に気持ちを入れる
掛け湯を何度もしてから入る
どの外湯もお湯が熱めです。掛け湯を何度かして、体を慣らしてから入ります。
熱すぎたら無理をしない
人が少ない時間は、お湯がとくに熱いことがあります。熱すぎるときは無理をせず、別の外湯に行きましょう。
熱いのが苦手なら熊の手洗湯から
熱いお湯が苦手な方は、いちばん入りやすい熊の手洗湯から始めるのがおすすめです。
おすすめの外湯は中尾・十王堂・熊の手

13か所どれもいいのですが、あえて3つ選ぶなら中尾の湯・十王堂の湯・熊の手洗湯です。「よく行く」「いちばん熱い」「いちばん入りやすい」と、選んだ理由がそれぞれ違います。自分に合いそうな外湯から行ってみてください。3つとも何度も入っている外湯なので、熱さや雰囲気の違いを具体的に書きます。
よく行くのは中尾の湯

中尾の湯は、外湯の中でいちばん広いお風呂です。柄沢の第2駐車場から歩いて5分ほどなので、車中泊のときは夜も朝もここに入ります。湯船は熱湯とぬる湯に分かれています。
朝は人が少なく、ストレッチをしながらゆっくりできます。近くのトイレは暖房が効いていて、冬でも暖かいです。帰りは柄沢ゲレンデの入口の湧き水で水分をとります。

いちばん熱いのは十王堂の湯

いちばん熱いのは十王堂の湯です。男湯は2階にあり、タイル張りの湯船なのでお湯の色がきれいに見えます。誰も入っていないときは、やけどしそうなほど熱いです。外には温泉玉子を作れる槽があります。

いちばん入りやすいのは熊の手洗湯
熊の手洗湯は、ほかの外湯と源泉が違います。15年通っている私の理解では、ほかの外湯の源泉は90度くらいあるのに対し、熊の手洗湯の源泉は50度前後です。だから入りやすい温度になっています。
湯船は2つあり、ぬるいほうが熊の手の源泉、熱いほうが麻釜の源泉と熊の手の源泉を合わせたお湯だと聞いています。熱いのが苦手な人には、まずここをすすめています。
野沢温泉の外湯13か所の特徴

13か所の外湯に、私が入って感じたことをひとことでまとめました。熱さは日によって変わり、人が多い日は少しぬるくなることもあります。あくまで私の感想として、外湯めぐりの順番を決める参考にしてください。表のあとに、場所ごとに分けて少しくわしく書いています。坂の上の外湯は、雪の日は歩くだけでもひと苦労です。
| 外湯 | ひとこと |
| 中尾の湯 | 外湯でいちばん広い。熱湯とぬる湯がある |
| 十王堂の湯 | いちばん熱い。男湯は2階 |
| 熊の手洗湯 | いちばん入りやすい。源泉が違う |
| 大湯 | 温泉街の真ん中。ぬる湯とあつ湯がある |
| 河原湯 | 大湯の近く |
| 麻釜の湯 | 狭い |
| 滝の湯(瀧の湯) | いちばん高い場所。3人くらいでいっぱい |
| 真湯 | 激坂を登る。狭いけど人が少ない |
| 秋葉の湯 | 遠いけど落ち着く |
| 上寺湯 | きれい |
| 松葉の湯 | 2階が浴室。小さくてとても熱い |
| 横落の湯 | バスターミナルの前。入りやすい温度 |
| 新田の湯 | 改装されてきれい。混みやすい |
温泉街の真ん中にある外湯

大湯は、温泉街の真ん中にある野沢温泉のシンボルです。ぬる湯とあつ湯の2つがありますが、どちらもかなり熱いです。河原湯は大湯のすぐ近くにあります。麻釜の湯は狭いので、混んでいるときは時間をずらします。
坂の上にある外湯

滝の湯は、外湯の中でいちばん高い場所にあります。ウグイス色のお湯に黒っぽい湯の花が沈んでいて、3人くらいでいっぱいです。真湯は激坂を登った先にあり、狭いけど人が少ないので、静かに入りたいときに向いています。
温泉街から少し離れた外湯

松葉の湯は、2階が浴室の木造の建物です。小さい湯船が1つで、とても熱いです。横落の湯はバスターミナルの前にあり、源泉から離れているからか入りやすい温度です。

新田の湯は改装されてきれいですが、新田駐車場の近くなのでいつも混んでいる印象です。秋葉の湯は遠いぶん落ち着いて入れます。上寺湯はきれいな外湯です。

野沢温泉の車中泊は柄沢の第2駐車場

野沢温泉で車中泊するとき、私は柄沢の第2駐車場に停めています。ただし、看板には「車中泊禁止」と書いてあります。私がどうやって泊まっていたのかを、正直に書きます。決まりは変わることがあるので、行く前に必ず確かめてください。ここに書くのは、2025年1月にプラドで泊まったときの話です。

看板には車中泊禁止とある
駐車場の看板には「車中泊禁止」と書いてあります。ただ、管理人さんを含め、料金を払えば車中泊を認めてもらえていました(2025年1月の時点)。
そのときは1泊目が1,500円、2泊目からは500円でした。管理人さんも気さくな方です。この冬に行ったら、今の決まりを確かめて書き足します。
出かけるときは赤いコーンを置く
車で出かけるときは、停めていた場所に赤いコーンを置いていけば大丈夫でした。戻ってきても同じ場所に停められます。
中尾の湯まで歩いて5分
第2駐車場から中尾の湯までは、歩いて5分ほどです。近くに暖房の効いたトイレもあり、車中泊の拠点にちょうどいい場所です。
夏も車中泊で来ている

2026年6月には、ハイエースで夏の野沢温泉にも来ました。夏は飯山市の道の駅「花の駅・千曲川」で車中泊しました。同じ「野沢温泉」の看板を冬と夏に撮ると、冬は雪に埋もれたゲレンデ、夏は緑の中の道で、雪の量の違いがよく分かります。
冬の車中泊で使っているもの
宿に泊まるなら|車中泊との使い分け

車中泊は気軽ですが、宿に泊まるよさもあります。わが家はハイエースに乗り換えてからも、スノーボードのときの2割は宿に泊まっています。いつも泊まっているのは、柄沢ゲレンデに近い山三荘です。車中泊と宿のどちらが合うか、比べて書きます。はじめての野沢温泉で、雪の中の車中泊が不安な方は、まず宿に泊まって外湯めぐりをしてみるのもいいと思います。
| 車中泊 | 宿 | |
| 費用 | 駐車場代(2025年1月は1泊1,500円) | 宿代 |
| お風呂 | 外湯へ歩いて行く | 宿のお風呂と外湯 |
| 夜ご飯 | 自分で探す(予約が必須) | 宿で食べられる |
| 予約 | いらない(決まりは確認) | 早めに取らないと埋まる |
いつも泊まるのは山三荘
山三荘は、柄沢ゲレンデまで歩いて5分ほどの宿です。ただし、宿からゲレンデまでは急な坂を登ります。帰る日も車を置いたまま滑れて、帰りにお風呂にも入れるのが気に入っています。

広い乾燥室と製氷機があり、お風呂も広いです。床暖房があって、ご飯は自家栽培の野菜やお米を使った料理です。畳は古めで、温泉街からは少し遠いですが、中尾の湯は近くにあります。

私がいつも泊まる宿
宿は早めに取らないと埋まる
野沢温泉は海外からのお客さんが増えて、シーズン中は宿が取りにくくなりました。私は山三荘に直接電話して予約しています。ほかの宿も比べたいときは、空室と値段をまとめて見られる楽天トラベルが便利です。
野沢温泉の宿をまとめて見る
宿泊者はリフト券が安く買える
野沢温泉スキー場は、宿で宿泊者用のリフト券を買うと通常より安くなります。2日以上滑るなら、宿に泊まる日を作るのもおすすめです。料金は毎年変わるので、宿か公式サイトで確かめてください。
外湯めぐりの途中で寄りたい所

外湯めぐりは歩いて回るので、途中でお腹が空きます。私が毎回のように寄っている、パン屋さん・お土産屋さん・ゲレンデの食堂を紹介します。温泉街の名所の麻釜と湯澤神社も、外湯めぐりのついでに見られます。どこも温泉街から歩いて行ける場所なので、外湯と外湯のあいだに寄ってみてください。
朝ごはんはスイスベーカリー灯

中尾の湯から温泉街のほうへ坂を50mほど登ると、スイスベーカリー灯(あかり)があります。ピザとプレッツェル、アップルタルト、カフェラテ2つで4,150円でした。値段は高めですが、どれもおいしかったです。

コンセントが使えて、パソコン作業もできます。雰囲気がよく、つい長居してしまいました。
麻釜と湯澤神社

麻釜は、地元の人が野菜を茹でたりするのに使う源泉です。熱湯で危ないので、地元の人以外は中に入れません。大湯から急な坂と階段を登ると、湯澤神社があります。階段は雪で滑りやすいので気をつけてください。

お土産は黄金屋のはんごろしキムチ

麻釜のすぐ近くの黄金屋物産店では、「はんごろしキムチ」を買います。野沢菜をキムチ漬けにした辛い漬物で、ご飯にも鍋にもラーメンにも合います。わが家はたくさん買って冷凍しています。
ゲレンデの三井食堂で野沢菜担々麺

日影ゲレンデにある三井食堂では、野沢菜担々麺を必ず食べます。とろみのあるスープに野沢菜と挽肉が入った辛めのラーメンで、何度食べてもスープまで飲み干します。ゲレ食バトル2015-16で第2位になったメニューです。

野沢温泉の夜ご飯は予約が必須

野沢温泉で困るのが夜ご飯です。年末年始やシーズン中の週末は、予約をしないとお店に入れないことが多いです。私たちは行きたいお店に全部断られ、夕食難民になりかけました。そのときに見つけたお店と、次からの対策を書きます。車中泊なら車で少し足をのばせるので、村の外のお店も選べます。
行きたいお店に全部断られた
2025年の年末年始は、電話した野沢温泉のお店に全部断られました。夜ご飯は、行く前に予約しておくのが確実です。
木島平の「土曜日はイタリアン」

野沢温泉から車で15分ほどの木島平にある「土曜日はイタリアン」に行きました。予約はできず、17時30分の開店に合わせて17時に着いたら、もう2台が待っていました。6台ほどの駐車場はすぐに満車です。

赤唐辛子とにんにくのトマトソースや、スパゲッテグラタンを頼みました。料理は到着順に出てくるので少し待ちますが、どれもおいしく、また行きたいと思えるお店でした。

予約できない日は早めに動く
駐車場は土なので、冬はぬかるみます。汚れてもいい靴で行くのがおすすめです。予約が取れない日は、開店前に着くように早めに動きましょう。
スノボで15年通う野沢温泉スキー場

野沢温泉に通う一番の目的は、スノーボードです。スノーボードを始めて20年以上、いろいろなスキー場に行きましたが、野沢温泉スキー場は滑るのも温泉も楽しめるのでずっと通っています。滑りに行く方に向けて、私が気に入っているところを書きます。外湯は滑ったあとの楽しみで、ゲレンデとセットで考えると野沢温泉のよさがよく分かります。

雪質がいい
野沢温泉スキー場は雪質がいいです。山の上のほうは特に気持ちよく滑れます。

長坂ゴンドラが早い

2020年のシーズンから、新しい長坂ゴンドラリフトになりました。山頂のやまびこ駅まで片道約8分で、たくさん人が乗れるので回転も早いです。静かで快適ですが、私は少し酔います。
遊ロードで日影ゲレンデへ

温泉街から日影ゲレンデへは、屋外の動く歩道「遊ロード」で行けます。重い板を持って坂を登らなくていいので楽です。
野沢温泉の外湯めぐりのよくある質問

野沢温泉の外湯めぐりについて、よく出てきそうな疑問をまとめました。答えは、15年通っている私の経験です。決まりや料金は変わることがあるので、気になるところは現地の案内でも確かめてください。はじめて外湯めぐりをする方が迷いやすいところを中心に選びました。
Q. 外湯は無料?
A. 決まった入浴料はありません。入口のお賽銭箱に、気持ちを入れて入ります。
Q. シャンプーやタオルはある?
A. ありません。シャワーもないので、湯船のお湯で洗います。シャンプーとタオルは持っていきましょう。
Q. 熱くて入れないときは?
A. 掛け湯を何度かして体を慣らします。それでも熱いときは、入りやすい熊の手洗湯がおすすめです。
Q. いちばん熱い外湯は?
A. 私の感想では十王堂の湯です。誰も入っていないときは、やけどしそうなほど熱いです。
Q. 野沢温泉で車中泊はできる?
A. 私は柄沢の第2駐車場で、料金を払って泊まっていました(2025年1月の時点)。看板には車中泊禁止とあるので、必ず管理人さんに確認してください。
Q. 宿に泊まるならどこがいい?
A. 私はいつも柄沢ゲレンデに近い山三荘に泊まっています。シーズン中は宿が埋まりやすいので、早めに予約しましょう。
Q. 13か所全部回れる?
A. 私は15年かけて全部入りました。1日で回るより、滞在中に少しずつ入るほうが体にも楽です。
まとめ|冬の野沢温泉は外湯と車中泊で

野沢温泉の外湯めぐりのまとめ
- 外湯は13か所。お賽銭で入れる
- よく行くのは中尾の湯
- いちばん熱いのは十王堂の湯
- 入りやすいのは熊の手洗湯
- シャンプーとタオルは持っていく
- 車中泊は柄沢の第2駐車場(必ず確認)
- 夜ご飯は予約が必須
- 宿に泊まるなら早めに予約
野沢温泉は、15年通っても飽きない場所です。滑ったあとに外湯で温まり、車で眠る。この冬も、ハイエースで行くつもりです。行ったら、まだ写真のない外湯と、今の駐車場の決まりを書き足します。
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