マグニフィカSの除石灰ランプが点滅すると、「純正の除石灰剤は高いし、クエン酸で代用できないかな」「互換品のほうが安いけど、機械が壊れないか不安」と迷いませんか。年に何回も買うものではないからこそ、何を選べばいいか分かりにくいですよね。
こんな悩みはありませんか?
- 純正の除石灰剤は高い気がする
- クエン酸や互換品で代用できるか知りたい
- DLSC500とDLSC200のどちらを買えばいいか迷う
この記事は、マグニフィカSを2年半毎日使っている私が書いています。最初は2024年9月にDLSC200(小分けの2回分)を買い、2025年3月からはDLSC500を2本まとめて買っています。除石灰は年3回で、クエン酸や互換品は一度も使ったことがありません。
この記事の結論
- おすすめは純正のDLSC500。1回あたり約470円、年3回で約1,400円
- クエン酸や互換品は、説明書の指定と違うので使っていない
- 除石灰剤は水タンクのAの線まで注ぐだけ。計量はいらない
- 1回は約30分。途中で止められないので時間に余裕を
石灰除去のやり方を写真で見る
結論|マグニフィカSの除石灰は純正DLSC500を年3回

マグニフィカSの除石灰は、除石灰ランプが点滅したらやるのが基本です。回数は水の硬さや使う量で変わりますが、私の家では年3回です。純正のDLSC500を使った場合の1年のコストを、私が買った値段で計算しました。
毎日のお手入れも合わせて
| 金額 | メモ | |
| DLSC500(500mL) | 1本2,350円 | 2025年3月に楽天のスーパーセールで2本4,700円 |
| 1回あたり | 約470円 | 1本で5回分(1回100mL) |
| 年3回の費用 | 約1,410円 | 私の家の回数 |
※値段は私が買ったときのものです。時期やお店で変わるので、最新の値段は各販売ページで確認してください。
つまり、純正を使っても1年で1,400円くらいです。この金額を節約するためにクエン酸の濃さを考えたり、互換品で機械が壊れないか心配したりするのは、割に合わないと私は感じています。

クエン酸で代用しないほうがいい3つの理由

「デロンギ 除石灰剤 代用」で調べると、クエン酸や酢で代用する方法が出てきます。私はクエン酸を使ったことはありませんが、使わない理由は3つあります。どれも、説明書と保証にかかわる話です。節約できるのは1回数百円なので、それに見合うかで考えました。
理由①:説明書は付属の除石灰剤を使うように書いている
マグニフィカSの取扱説明書では、石灰の除去は「付属のコーヒーマシン用除石灰剤で行ってください」と書かれています。足りなくなったら、販売店かデロンギのオンラインショップで買うように案内されています。クエン酸を使う方法は、説明書には出てきません。
理由②:濃さを自分で決めるので手間がかかる
純正の除石灰剤は、水タンクのAの線まで注いで、Bの線まで水を足すだけです。クエン酸の場合は、どれくらい溶かせばいいかを自分で決めなければいけません。濃すぎたり薄すぎたりする心配もあります。
理由③:故障したときに有料修理になるおそれ
説明書の保証規定には、「使用上の誤り」による故障は保証期間内でも有料修理になると書かれています。説明書と違う薬剤を使って故障した場合、そう判断されるおそれがあります。数百円の節約のために、このリスクを取る理由はないと考えています。
互換品の除石灰剤はどう?純正との違い

楽天やAmazonには、デロンギのマシンに使えるとうたう互換品の除石灰剤もあります。私は使ったことがありませんが、お店の説明をもとに、純正との違いを比べました。
楽天やAmazonには、デロンギマグニフィカ用の互換除石灰剤がいくつか売られています。代表例が「Sin. COFFEE MACHINE Cleaning Liquid(楽天SPOTSHOP)」。500ml・乳酸50%配合・MADE IN JAPAN・10倍希釈タイプの商品です。
純正DLSC500と互換品のコスト比較
| 純正DLSC500 | 互換品(例) | |
| 値段 | 2,350円(私が買った値段) | 1,680円(お店の表示) |
| 使い方 | Aの線まで注ぐ | 10倍に薄めて使う(お店の説明) |
| 1本で | 5回分 | 5回分(お店の説明) |
| 1回あたり | 約470円 | 約336円 |
| 年3回 | 約1,410円 | 約1,008円 |
| 説明書の指定 | 付属・純正の除石灰剤 | 指定なし |
※互換品の内容と値段は、お店の商品ページに書かれていたものです。最新の情報は各販売ページで確認してください。
年400円の差をどう考えるか
年3回の場合、互換品のほうが1年で約400円安くなる計算です。ただ、説明書で指定されたものではないので、万が一のときの保証を考えると、私は純正を選んでいます。薄める手間がないのも、純正のよいところです。
少しでも安くしたいなら、互換品を使うより、楽天のスーパーセールなどで純正をまとめ買いするほうが安心です。私も2本まとめて買っています。
純正DLSC500とDLSC200の違い|最初は200を使った

デロンギ純正の除石灰剤には、大きいボトルのDLSC500と、小分けのDLSC200があります。私は最初にDLSC200を買い、今はDLSC500を使っています。違いを表にまとめました。
| DLSC500 | DLSC200 | |
| 中身 | 500mL×1本 | 100mL×2袋(小分け) |
| 使える回数 | 5回 | 2回 |
| 私が買った値段 | 1本2,350円(2本4,700円・2025年3月・楽天) | 1,255円(2024年9月・Amazon) |
| 1回あたり | 約470円 | 約628円 |
| 向いている人 | 長く使う人 | まず試したい人 |
※どちらもデロンギ純正除石灰剤の「EcoDecalk」シリーズです。Eコマースでは型番(DLSC500・DLSC200)で表記されることが多いので、本記事では型番で統一します。
DLSC500:まとめ買いすると1回あたりが安い
DLSC500は500mL入りの大きいボトルです。1回分は水タンクのAの線まで注ぐだけなので、計量カップはいりません。1本で5回分あるので、年3回なら1年半以上もちます。
DLSC200:小分けで1回分ずつ使える
DLSC200は100mL入りの袋が2つ入っています。1袋がちょうど1回分なので、袋を開けてそのまま注げます。私は最初にこれを買いました。ただ、1回あたりはDLSC500より150円ほど高くなります。
結論:迷ったらDLSC500
長く使うなら、1回あたりが安いDLSC500がおすすめです。まずは1回だけ試したい人や、置き場所を取りたくない人はDLSC200でもいいと思います。
デロンギ純正除石灰剤の使い方|説明書どおりの手順

純正の除石灰剤を使った石灰の除去は、取扱説明書(28ページ)の手順で進めます。全部で30分ほどかかり、途中で止めることはできません。時間に余裕のあるときに始めてください。

- 1.給水タンクを取り出し、除石灰剤を「Aマーク」の位置まで入れる
- 水を「Bマーク」の位置まで加える(取説によると水量1L)
- タンクを本体に戻し、フロッサーの下に1.5L以上の空容器を置く
- 2.除石灰ボタンを長押し→除石灰モードへ移行
- スチームノブを「I」の位置まで回して洗浄開始
- 3.約20〜25分で水タンクが空になり、ランプが点滅(取説明記)
- 4.スチームノブを「〇」に戻す → 水タンクをすすぎ、MAXまで新しい水を入れる
- スチームノブを再度「I」へ回してすすぎ運転(水がなくなるまで・)
- 5.スチームノブを「〇」に戻すと自動で電源が切れて完了(合計約30分)

※説明書では、全体で30分ほどかかります。私の家でも30分くらいです。
マグニフィカSでの具体的なボタン操作・ランプ表示・スチームノブの位置の詳細は、別記事で写真付きで解説しています。
石灰除去をしないとどうなる?

除石灰ランプが点滅しても放っておくと、マシンの中に石灰がたまっていきます。説明書にも、そのまま使い続けると故障の原因になると書かれています。
石灰除去をサボると、マグニフィカS内部のヒーター・ポンプ・配管に石灰がたまり、最終的には次のようなトラブルにつながる可能性があります。
- 抽出量が出にくくなる(ポンプ詰まり)
- 湯温が上がらない(ヒーター効率低下)
- 水漏れ(パッキン劣化)
- 最悪の場合、完全に動かなくなる
修理が必要になった場合の費用は、症状や部品によって大きく変わります。年1,400円くらいの除石灰剤で防げるなら、やっておいたほうが安心です。
保証の期間や、延長できる条件は、デロンギ公式のDe’Longhi Familyのページで確認してください。
「ランプが消えない」「除石灰が始まらない」ときの対処法

石灰の除去で困りやすいことと、その対処法を説明書をもとにまとめました。私自身は、817の記事の手順どおりにやっていて、トラブルになったことはありません。困ったときは、まず説明書の手順どおりに進めているかを確かめてください。
除石灰ランプが消えない場合
説明書によると、原因は「洗浄やすすぎが終わっていない」か「途中で電源を切った」ことです。スチームノブを閉じてしばらくたってもランプの点滅が消えないときは、すすぎの手順(❽)からやり直します。それでも消えなければ、水だけで石灰の除去をもう一度行ってください。
除石灰モードに入らない場合
電源を入れたら、予熱ランプが消えて、コーヒーの抽出ランプが点灯するまで待ちます。そのあとで除石灰ボタンを長押しすると、除石灰ランプが点灯して除石灰モードに入ります。予熱中に押しても入らないので、待ってから押してください。
途中でお湯が止まった場合
石灰の除去中は、お湯が自動で出たり止まったりします。20〜25分ほどで水タンクが空になり、ランプが点滅したら、すすぎに進む合図です。電源は切らずに、説明書の手順どおり進めてください。

よくある質問

代用できるか、何回やるか、どれくらいかかるか。デロンギの除石灰剤について、よく出てくる疑問をまとめました。答えは、私の経験と取扱説明書の内容をもとにしています。気になる質問から読んでみてください。
Q. クエン酸で代用できる?
A. 私は使ったことがありません。説明書では付属の除石灰剤を使うように書かれているので、純正をおすすめします。
Q. 除石灰はどのくらいの頻度でやる?
A. 除石灰ランプが点滅したらやります。私の家では年3回です。
Q. 1回に何分かかる?
A. 30分ほどです。途中で止められないので、時間に余裕のあるときにやってください。
Q. 除石灰剤は計量が必要?
A. いりません。水タンクのAの線まで除石灰剤を注いで、Bの線まで水を足すだけです。
Q. DLSC500とDLSC200はどっちがいい?
A. 長く使うならDLSC500です。1回あたり約470円で、DLSC200(約628円)より安くなります。
Q. 互換品は使える?
A. 私は使ったことがありません。説明書で指定されたものではないので、私は純正を選んでいます。
まとめ|純正DLSC500なら年3回で約1,400円

まとめ
- おすすめは純正DLSC500。1回約470円、年3回で約1,410円
- クエン酸と互換品は説明書の指定と違うので使っていない
- DLSC200は小分けで便利だが1回約628円
- 除石灰剤はAの線まで注ぐだけ。1回30分ほど
- ランプが消えないときは、すすぎからやり直す
除石灰剤は、ランプが点滅してから買うと、届くまでマシンが使いにくくなります。1本ストックしておくと安心です。セールのときにまとめ買いするのがいちばんお得です。
マグニフィカSの具体的な操作手順は マグニフィカSの石灰除去のやり方(写真つき) をあわせてどうぞ。抽出量の変更で味を調整したい方は マグニフィカSの抽出量を変更する手順 もご参考ください。
除石灰の回数は水の硬さで変わります
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