「ポータブル電源って、結局どのくらいの容量を買えばいいの?」
車中泊の電源選びで一番むずかしいのがここです。電気毛布は何時間使える?IHで調理できる?炊飯は?——カタログの数字だけではピンと来ませんよね。
この記事では、2048Whのポータブル電源(EcoFlow DELTA 3 Max Plus)で実際にオール電化車中泊をしている私の実測データをもとに、家電ごとの消費電力と「何時間使えるか」を早見表にまとめました。
【早見表】車中泊家電の消費電力と使える時間(2048Whの場合)
| 家電 | 消費電力の目安 | 2048Whで使える目安 |
|---|---|---|
| 電気毛布(強) | 約50〜60W | 約30時間以上(一晩8時間で約400Wh) |
| IHクッキングヒーター | 900W | 約2.2時間 |
| オーブントースター | 1000W | 約2時間 |
| 電気ケトル(沸騰時) | 約600W | 約3時間分 |
| 小型炊飯器(炊飯時) | 約300W | 約6時間分 |
| LEDルームランプ | 約13W | ほぼ気にしなくてOK |
| スマホ充電 | 1回あたり約10〜15Wh | 100回以上 |
※使える時間は単純計算の目安です。実際には変換ロスがあるので、7〜8割で見積もると安心です。消費電力は私が使っている製品の実例で、製品により異なります。


計算のしかた:Wh ÷ W = 使える時間
難しく考えなくて大丈夫です。計算はこれだけ。
ポータブル電源の容量(Wh)÷ 家電の消費電力(W)= 使える時間(h)
例:2048Wh ÷ 電気毛布60W = 約34時間。ここに変換ロスを見込んで7〜8割にすると、実際は25時間前後、という読み方です。
もう1つ大事なのが「定格出力」。容量が足りていても、家電の消費電力がポータブル電源の定格出力を超えると動きません。IHやトースターなど1000W級を使いたいなら、定格出力1500W以上のモデルを選んでください(私のDELTA 3 Max Plusは定格3000Wなので余裕です)。
実測:冬の車中泊、一晩でどれだけ使う?
カタログ計算より参考になるのが実測です。私の冬の車中泊(ハイエース・寒冷地)の一晩のデータがこちら。
- 使用:電気毛布(強・約50W)×8時間+LEDルームランプ(約13W常時)+iPhone充電
- 結果:就寝前ほぼ満充電 → 起床時 約60%
つまり冬の一晩で約40%(約800Wh)消費。電気毛布を「強」で一晩中つけてもこの残量です。逆算すると、1000Whクラスのポタ電では冬の一晩でほぼ空になる計算。冬の車中泊を見据えるなら2000Whクラスを選ぶ理由がここにあります。
調理まで電化するとどうなる?
我が家はガスをやめて調理も全部電気です。1日の使い方はこんなイメージ。
- 朝:トースター(1000W×数分)+電気ケトル(600W×数分)
- 夜:IH調理(900W×20〜30分)+炊飯(300W×30分程度)
「暖める系」は消費電力が大きい代わりに使用時間が短いので、調理をフル電化しても1日500Wh前後。冬の暖房と合わせても、2048Whあれば1泊は余裕、2泊も現実的です。
ポイントは同時使用を避けること。IHとトースターを同時に動かすと1900Wになるので、順番に使うのがコツです。
冷蔵庫と扇風機は「別電源」もアリ
ちなみに我が家では、保冷温庫(マキタCW006G)と扇風機(マキタCF102DZ)はマキタの18Vバッテリーで動かしています。ポタ電の容量を食う連続稼働系の家電を別電源に逃がすと、メインのポタ電を調理と暖房に集中させられるからです。この役割分担はけっこうおすすめです。
エアコン・ポータブルクーラーは要注意
「車中泊 エアコン」で調べている方も多いと思いますが、冷房系は消費電力が大きいうえに連続稼働が前提。一晩使うと大容量ポタ電でも厳しい戦いになります。導入するなら「大容量+拡張バッテリー+走行充電」までセットで考える必要があるので、まずは電気毛布や扇風機・換気の組み合わせから始めるのが現実的です。
結論:容量の選び方
| 使い方 | おすすめ容量 |
|---|---|
| スマホ・照明・扇風機くらい | 500Wh前後でOK |
| 電気毛布で冬も泊まる | 1000Wh以上(1泊ギリギリ) |
| 調理まで電化・連泊もしたい | 2000Whクラス+走行充電(私の構成) |
そして大容量を選ぶなら、走行充電とのセットを強くおすすめします。私は800W走行充電(現行はPlus 1000が後継)を付けていて、1時間走れば約700〜750Wh回復。一晩で40%使っても、翌日の移動30分でほぼ戻ります。「移動=充電時間」になると、容量の心配自体がなくなりますよ。
どこで買うのが一番得?【公式・楽天・Amazon比較】
EcoFlowは公式ストア・楽天公式店・Amazon公式店のどこで買っても正規品・正規保証です。その上で、それぞれの得の種類が違います。
| 買い方 | メリット |
|---|---|
| EcoFlow公式オンラインストア | 無料会員で6%OFF(PLUS会員8%OFF)+エコポイントが貯まる+セールの割引率が最大級+無償回収などの特典 |
| EcoFlow公式楽天市場店 | 買い回り・SPUで楽天ポイント還元。楽天経済圏の方向け |
| EcoFlow Amazon公式店 | 配送が速い。プライムデー等のセール時期に強い |
ポイント還元だけ見ると楽天やAmazonが目立ちますが、値引き幅そのものは公式ストアのセールが一番大きいことが多いです。まず公式ストアの価格を確認してから他と比べるのがおすすめです。
※価格・割引率・特典は執筆時点の情報です。変更される場合があるので購入時にご確認ください。
調理まで電化した実体験と揃えた家電はこちら。

冬の実測データの詳細とDELTA 3 Max Plusのレビューはこちら。

走行充電器の取り付け手順(穴あけなし・写真25枚)はこちら。

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