ハイエースのセカンドシート、テーブルないと地味に不便じゃないですか?
車中泊のとき食事を膝の上で食べたり、子どもがジュースをこぼしたり…「なんかいい台ないかな」ってずっと思ってたんですよね。
市販のセカンドテーブルも見たんですけど、1〜3万円するものが多くて。「そんなに出すなら自分で作るか」と思い立って、実際にDIYしてみました。
結果、材料費5,000円以下・作業半日・めちゃくちゃ満足という大正解でした。
この記事では、実際に作ったセカンドテーブルの作り方・材料・使ってみた感想をまるっと紹介します。「自分でも作れるかな?」と迷ってる人の背中を押せたら嬉しいです。
実際に使ってみて:予想を超えてきた

「まあそこそこ使えればいいか」くらいの気持ちで作ったんですが、完全に予想を超えてきました。
良かったポイント
① 安定感が想像以上
ラゲッジバーにイレクターパイプで固定しているのでグラつきゼロ。見た目もスッキリしていて、純正っぽい雰囲気があります。
② 折りたたみが超便利
使わないときはパタンと折りたためるのでセカンドシートの邪魔になりません。乗り降りもスムーズ。

③ 仕上がりがちゃんとしてる
トリマー面取り→電動サンダー→#320空研ぎ→ニス仕上げの手順を踏んだら、表面がツルツルで市販品っぽい質感に。「これDIYなの?」って言われるレベルになりました。
④ 車中泊での使い勝手が最高
ご飯・ノートPC作業・ドリンクホルダーまで付けたので、移動中の快適さが一段上がりました。
あえて言うデメリット
- 走行中はズレるので、動き出す前にテーブル上は片付けるのがルール
- 採寸をミスると取り付けで苦労する(後述します)
このテーブルのスペックをざっくり紹介
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 天板サイズ | 19×300×1215mm |
| 素材 | 集成材(規格品) |
| 表面仕上げ | トリマーで全周面取り→電動サンダー→#320空研ぎ→ニス塗装 |
| 角のR加工 | 前側2角をジグソーで丸く加工 |
| 取り付け方式 | ラゲッジバー+イレクターパイプ固定 |
| 天板固定パーツ | プラスチックジョイント J-46(天板裏に取り付け) |
| 脚パーツ | プラスチックジョイント J-103+イレクターパイプ650mm+アジャスター |
| 脚の着脱 | 天板裏のJ-46に差し込む方式→折りたたみ時は脚を外して収納 |
| オプション | ドリンクホルダー(円形穴あけ) |
| 材料費 | 3,000〜5,000円 |
| 作業時間 | 半日(初心者でも可) |
天板はホームセンターまたはネットで揃えられる集成材の規格品をそのまま使っています。カット不要なサイズを選ぶと作業がグッと楽になります。上のリンクからネットでまとめて注文することも可能です。
脚はJ-46に差し込む方式なので、折りたたむときは脚ごと取り外してスッキリ収納できます。脚にアジャスターをつけているので高さの微調整も可能です。
用意するもの
材料リスト
集成材(天板)|19×300×1215mmの規格品。カット不要でそのまま使えます。
イレクターパイプ 900mm|650mmにカットして脚に使用。ブラックがスッキリ見えます。
プラスチックジョイント J-46|天板裏に取り付け。ラゲッジバーへの固定と脚の置き場に使用。3個使います。
プラスチックジョイント J-103|脚(パイプ)の受け口に使用。天板中央に取り付け。
アジャスター|脚の先端に取り付け。高さを微調整できます。
水性ニス|天板の仕上げ・保護に使用。速乾で扱いやすい水性がおすすめです。
ドリンクホルダー|内径9cm・外径11cm・高さ6.4cm。ペットボトルも缶もぴったり入ります。
工具リスト
ジグソー(またはマルチツール)|前側2角のR加工に使用。BLACK+DECKERのマルチツールはジグソー・サンダー・ドリルの3役こなせてコスパ優秀です。
トリマー|全周面取りに使用。やるかやらないかで仕上がりが全然変わります。
電動サンダー|表面研磨に使用。マキタのBO3710はコスパが良くDIY初心者にも扱いやすい一台です。
空研ぎヤスリ #320|ニス1回目後の手研ぎに使用。これで表面がツルツルに仕上がります。
自在錐(ホールカッター)|ドリンクホルダー用の穴あけに使用。電動ドリルに取り付けて使います。直径30〜200mmまで調整可能です。
パイプカッター|イレクターパイプを650mmにカット。挟んで回すだけで切れるので初心者でも安心です。
メジャー・鉛筆はホームセンターで揃えましょう。
材料はすべてホームセンターで揃います。 イレクターパイプは900mmを購入してパイプカッターで650mmにカットします。
トリマーとジグソーは「なくてもできる」のですが、あると仕上がりが一段違います。 持っていない場合はレンタル工具を使うのも手です。
イレクターパイプはサイドバーDIYでも大活躍します。参考にどうぞ。
→ ハイエース サイドバーをイレクターパイプで自作|穴あけDIYの手順と費用を解説
作り方の流れ
STEP1|天板の角をR加工する
前側2箇所の角をジグソーで丸く加工します。
まず、コンパスや缶のフタなどを使って墨付けすると綺麗な円が描けます。

怪我防止と見た目のためにやっておくと仕上がりが全然違います。

STEP2|トリマーで全周面取りをする
天板の全周をトリマーで面取りします。やるかやらないかで仕上がりの質感がまるで変わります。 やらなくてもテーブルとして使えますが、手触りと見た目が一段上がるので強くおすすめします。

STEP3|ドリンクホルダーの穴をあける
ニスを塗る前に穴をあけておきます。工具は自在ホールカッターを電動ドリルに取り付けて使用。
穴の中心位置は天板の角から縦90mm・横90mmの交点。直径90mmで開けます。左右両端に計2箇所。ペットボトルも缶もぴったり入るサイズです。

STEP4|電動サンダーで研磨する
電動サンダーで全体を研磨します。粗い番手から順に仕上げておくと、次のニス塗りがきれいに乗ります。

STEP5|ニスを塗る
全体にニスを塗ります。1回塗るごとに#320の空研ぎヤスリで手研ぎしてから次を塗るのがポイントです。これを2回繰り返すと表面のツルツル感が出ます。しっかり乾燥させてから次の工程へ。

STEP6|天板裏にJ-46・J-103を取り付ける
天板の裏側にプラスチックジョイントを取り付けます。
- J-46(ラゲッジバー固定用):端から200mmの位置に左右2個、面を合わせて取り付け
- J-103(脚の受け):天板中央(607.5mm)の位置に1個、面を合わせて取り付け
- J-46(脚の置き場用):脚を収納するためのジョイントです。他のパーツと干渉しない場所であれば、真ん中あたりのどこでもOKです

STEP7|ドリンクホルダーを瞬間接着剤で固定する
穴をあけた箇所にドリンクホルダーを瞬間接着剤で固定します。しっかり押さえて接着剤が完全に乾くまで待ちましょう。

STEP8|イレクターパイプを650mmにカット
900mmのイレクターパイプをパイプカッターで650mmにカットします。切断面にバリが出ることがあるので、ヤスリで軽く整えておきましょう。そのままにしておくと怪我の原因になります。アジャスターを取り付けて完成。

STEP9|車体に取り付けて完成
ラゲッジバーにJ-46をはめ込み、パイプ(脚)を差し込めば完成です。アジャスターで水平を確認して調整したら完成。


作ってみて気づいたポイント・失敗しないコツ
① 採寸は最初に必ずやる
ラゲッジバーの位置とJ-46の取り付け間隔が合っていないとはまりません。天板に穴をあける前に現物合わせで位置を確認してからマーキングするのがおすすめです。
② 穴あけはニスを塗る前に
ドリンクホルダーの穴あけはニスを塗る前に済ませておきましょう。ニス後に穴をあけると断面が荒れて仕上がりが汚くなります。作業順序を間違えると手戻りが発生するので注意。
③ トリマーの面取りは先にやる
面取りもニス塗りの前に済ませておく工程です。順番を間違えやすいので、塗装系の作業は一番最後と覚えておくとスムーズです。
④ パイプカッターはゆっくり締めながら回す
一気に締めすぎるとパイプが歪みます。少しずつ締めながら何周も回して切断するのがコツ。切断面が綺麗に仕上がります。
⑤ J-46の取り付け位置はラゲッジバーに合わせて決める
先にラゲッジバーにJ-46を仮置きして間隔を測ってから天板に印をつけると失敗しません。
DIY vs 市販品|どっちがいい?
結論から言うと、ハイエースのセカンドテーブルはDIYが最適解だと思っています。
| 項目 | DIY | 市販品 |
|---|---|---|
| コスト | 3,000〜5,000円 | 10,000〜30,000円 |
| 自分のハイエースへのフィット感 | ◎ サイズ自由 | △ 汎用品が多い |
| 見た目・質感 | ◎ 仕上げ次第で高見え | ○ 安定した品質 |
| 作業の手間 | △ 半日かかる | ◎ 取り付けるだけ |
| カスタムの自由度 | ◎ 自由自在 | △ ほぼ固定 |
DIYがおすすめな人
- とにかくコストを抑えたい
- 自分のハイエースにぴったり合うサイズにしたい
- DIY作業自体を楽しみたい
- 車中泊・アウトドア用途でガシガシ使いたい
市販品がおすすめな人
- 工具を持っていない・作業が苦手
- すぐに取り付けて使いたい
- 見た目の統一感を重視したい
正直な感想
5,000円以下で市販品と遜色ないテーブルが作れるなら、DIYしない理由がないと思っています。初めてでも半日あれば完成するので、「難しそう」と思って二の足を踏んでいる人にこそ挑戦してほしいです。
天井収納もイレクターパイプで作れます。こちらも参考にどうぞ。
→ 【ハイエースDIY】イレクターパイプで天井収納を自作する方法|サイドバーがあれば1時間で完成
まとめ|ハイエースのセカンドテーブルはDIYが最適解だった
今回はハイエースのセカンドテーブルをDIYで自作した話をまるっと紹介しました。
- 材料費:3,000〜5,000円
- 作業時間:半日
- 満足度:めちゃくちゃ高い
集成材の規格品をベースに、イレクターパイプとプラスチックジョイントで固定する構造なので、工具さえあれば初心者でも十分作れます。トリマーで面取り・ニス仕上げまでやれば、見た目も市販品に引けを取りません。
「難しそう」と思って迷っているなら、絶対に作るべきです。 市販品に1〜3万円払う前に、まず材料費5,000円以下で試してみてください。
ハイエースの快適化アイテムをまとめた記事もあります。合わせてどうぞ。
→ 【総額公開】ハイエース快適化で買ったもの全紹介|DIYレベル別(電装・車中泊)