

「車中泊に冷蔵庫って、正直いる?」——私もずっとクーラーボックス派でした。でも夏のハイエース車中泊で氷がドロドロに溶け、ぬるい飲み物にうんざりしてマキタの充電式保冷温庫CW006Gを導入。結論、もう戻れません。
この記事では、CW006Gを実際に車中泊で使った私が、次の3点を本音でレビューします。
- 18Vバッテリー2本で約18時間冷え続けた実体験
- 炎天下でもアイスが食べられるコンプレッサ式の実力
- 正直に言うデメリット(17kg・価格)
そして正直に白状すると——買った一番の動機は「マキタがかっこいいから」でした(笑)。でも使ってみたら実用性も本物で、所有欲まで満たしてくれる相棒になっています。
そもそも車中泊に冷蔵庫はいらない?必要?
「車中泊 冷蔵庫 いらない」で検索する人も多いですが、結論は人によるです。
いらない人:日帰り〜1泊・コンビニが近い・飲み物がぬるくても平気
必要な人:夏に車中泊する/連泊する/冷たい飲み物やアイスを楽しみたい
私は夏のハイエース泊で「クーラーボックスの氷が半日で溶ける」のが本当にストレスでした。氷を買い足す手間と出費を考えると、電源で冷やし続けられる冷蔵庫は”元が取れる”という結論です。
クーラーボックスとの違い
| クーラーボックス | CW006G(電動・コンプレッサ式) | |
|---|---|---|
| 冷やす力 | 氷次第・時間で温む | 設定温度をキープ(-18℃まで) |
| 氷 | 必要・買い足し | 不要 |
| アイス保存 | ほぼ無理 | できる(冷凍) |
| 電源 | 不要 | 必要(バッテリー等) |
| 重さ | 軽い | 重い(約17kg) |
「氷を気にせず、設定した冷たさが続く」——これが電動冷蔵庫の最大の価値です。
マキタ CW006Gとは|スペックと価格

CW006Gは、マキタの18V/40Vmaxバッテリーで動く充電式の保冷温庫です。工具で有名なマキタが作る、車中泊・アウトドア向けの本格モデル。
主なスペック
| 内容積 | 23L(500ml最大25本) |
| 温度設定 | -18℃〜60℃(保冷も保温も) |
| 冷却方式 | コンプレッサ式(冷媒R-134a) |
| 庫内 | 2部屋・左右で別々に温度設定可(温度差20℃まで) |
| 断熱 | ポリウレタン+真空断熱パネル |
| 電源 | 18V/40Vmaxバッテリー・AC100V・シガー12-24V |
| 消費電力 | 100W |
| 防じん防水 | IPX4(水しぶき対応・完全防水ではない) |
| その他 | USB充電端子(A/C)・LEDライト・キャスター・ドレンコック |
| 質量 | 約17kg(バッテリー無し) |
| 寸法 | 633×345×443mm |
| 価格 | 実勢8〜10万円台(標準116,000円・税別/時期により変動) |

最大の特徴は「コンプレッサ式」
ここが一番大事です。安価な車載冷蔵庫に多いペルチェ式は、外気温より15〜20℃ほど低い温度までしか冷やせません(たとえば外が30℃なら、庫内はせいぜい10〜15℃)。真夏は冷えが弱く、冷凍もできません。一方CW006Gは家庭の冷蔵庫と同じコンプレッサ式で、炎天下でもしっかり冷え、-18℃で冷凍までできる。この差が、夏の車中泊では決定的でした。
さらに2部屋を別々の温度に設定できます(左右独立)。ただし左右の温度差は20℃まで。たとえば片方を-18℃にすると、もう片方は最低でも+2℃までです。「冷凍と冷蔵を同時に」というより、「片側はしっかり、もう片側はゆるめに」という使い分けになります。
【実体験】ハイエース車中泊でCW006Gを使ってみた
18Vバッテリー2本で約18時間もった(実体験)
私の使い方では、18Vバッテリー2本で、冷えた状態から約18時間運転できました。一晩はもちろん、翌日まで余裕で冷え続けます。
参考に、マキタ公式の連続運転時間(バッテリー2個使用・1部屋モード・外気30℃)はこちら:
| バッテリー | 5℃設定 | -18℃設定 |
|---|---|---|
| 18V BL1830B×2 | 約14時間 | 約5時間 |
| 18V BL1850B×2 | 約24時間 | 約9時間 |
| 18V BL1860B×2 | 約29時間 | 約11時間 |
※充電状態・外気温・開閉回数・庫内の量で変わります。私の約18時間も”その日の条件での実測”です。

炎天下でもしっかり冷える・アイスもいける
真夏の車内は灼熱ですが、コンプレッサ式のCW006Gは設定温度までしっかり冷やしてキープ。冷たい飲み物はもちろん、アイスを冷凍で持って行って車中泊先で食べるという、クーラーボックスでは無理だった楽しみが叶いました。
扇風機CF102DZとバッテリーを共用できる
地味に効いているのが、同じマキタの充電式ファンCF102DZと18Vバッテリーを使い回せること。車中泊の電源をマキタの18Vに統一できるので、予備バッテリーの管理がラクです。


電源は3種類(バッテリー・AC・シガー)
CW006Gは3つの電源で使えます。
- マキタ18V/40Vmaxバッテリー:車中泊のメイン。電源サイトが無くても動く
- AC100V(付属ACアダプタ):自宅やキャンプ場のコンセントで。前日の予冷に便利
- シガーソケット(12-24V):走行中はシガーで動かし、停車後はバッテリーに切替
「家で予冷→移動中はシガー→車中泊はバッテリー」とつなげば、ずっと冷えたまま運用できます。
正直なメリット・デメリット
メリット
- コンプレッサ式で炎天下でも冷える・冷凍できる
- 2部屋を別温度に設定できる(温度差20℃まで)
- マキタ18Vバッテリーで動く・他のマキタ機器と共用
- 真空断熱で保冷力が高い・USB充電端子つき
デメリット(正直に)
- 重い(約17kg):持ち運びはキャスターと持ち手前提。階段は大変
- 価格が高め(実勢8〜10万円台・時期により変動):安い車載冷蔵庫より高い
- 別途マキタバッテリーが必要:持っていない人は初期費用が増える
重さと価格は事実なので隠しません。ただ「夏でも確実に冷える安心感」は、これらを上回る価値があると感じています。
おまけ:使うたびにテンションが上がる”所有する楽しさ”
スペックの話ばかりしてきましたが、正直に言うと——CW006Gは、使うたびに気分が上がります。
無骨でかっこいいマキタのデザイン、そして車中泊の電源をマキタ18Vで統一できる一体感。道具好きにはたまりません。これは完全に個人の感想ですが、「気分が上がる道具」って、長く付き合ううえで意外と大事だと思うんです。

ちなみに我が家では、使わないときは玄関に置いています。置いてあるだけで様になるのも、地味にうれしいポイントです。
「冷えればなんでもいい」なら他にもあります。でも“これを使いたい”と思える相棒かどうか——CW006Gは、私にとってそれでした。
こんな人におすすめ/向かない人
おすすめ
- 夏に車中泊・連泊する人
- すでにマキタの電動工具(18V)を持っている人(バッテリー共用でお得)
- 冷たい飲み物やアイスを諦めたくない人
向かない人
- 軽い荷物で済ませたい・日帰り中心の人
- マキタバッテリーを持っておらず、初期費用を抑えたい人
まとめ
マキタCW006Gは、コンプレッサ式で炎天下でも冷え、18Vバッテリー2本で約18時間もつ、夏の車中泊の”私にとっての決定版“でした。17kgと重く価格も高めですが、「氷を気にせず冷たい飲み物とアイスが楽しめる」体験は、一度味わうと戻れません。
CW006Gは、私のハイエース夏の車中泊セットの主力の1つです。サンシェード・扇風機・網戸などと組み合わせた全体像は、こちらのまとめ記事で紹介しています。

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