車中泊でベッドにしたとき、倒したセカンドシートに座ると、フレームがお尻に当たって痛い……そんな経験はありませんか。
こんな悩みはありませんか?
- 倒したセカンドシートに座るとフレームが当たる
- 社外品のバックパネルは2万円前後して高い
- 自作するなら寸法と材料を知りたい
この記事は、1年前にハイエース(8型スーパーGL)のセカンドシートにバックパネルを自作して、今も入れたまま使っている私が書いています。車中泊のときは、セカンドシートをずっと倒してベッドの一部にしています。
この記事の結論
- 材料は合板12mm・ウレタンスポンジ20mm・両面テープで、3,000〜3,500円
- 合板は1,200×500mmにカットしてもらうだけ。作業は半日
- シートのチャックを開けて差し込むだけ。閉めるときは結束バンドを使う
- 座ってもフレームが当たらなくなった。1年入れたままで不具合なし
- 厚みが出るので、標準ルーフだと座ったときに頭が天井に少し当たる
社外品も見比べましたが、2万円前後するので自作しました。見た目はほとんど変わりませんが、座り心地は全然違います。
セカンドシートまわりの自作ならこちらも
ハイエースのバックパネルとは?

バックパネルとは、セカンドシートを倒したときに上を向く背面部分に取り付けるパネルのこと。
作業の様子は、YouTube「ふじふうふ」の動画でも見られます。
ハイエースのセカンドシートは倒すとフレームがむき出しに近い状態になります。車中泊でベッド展開したときにここに座ると、フレームがお尻に当たって痛い。バックパネルはその問題を解決するためのカスタムです。
ベッドキットの取り付けと1年使った感想

カスタム方法は大きく分けて2つ。
① 社外品パネルを購入して取り付ける(費用は高めだが手軽)
② 自分で素材を用意して自作する(費用を抑えられ、好みに合わせやすい)
→ この記事では②の自作方法を実体験をもとに紹介します。

なぜバックパネルを作ろうと思ったのか

社外品を買えば解決する話なんですが、調べると2万円前後するものがほとんど。
「合板とクッション材で自分で作れば同じじゃないか」と思って、自作することにしました。
実際に作ってみると、難しいところはほぼなかったです。ホームセンターで材料を揃えて、カットしてもらって、入れ込むだけ。半日もあれば完成します。
材料と費用まとめ

材料は、合板・ウレタンスポンジ・両面テープの3つだけです。合板はホームセンターで買って、その場でカットしてもらいました。私が実際に使った材料と値段を表にまとめます。
| 材料 | 規格・詳細 | 費用(税込) |
| 針葉樹構造用合板 | 12mm 910×1820mm → 1,200×500mmにカット | 1,408円/ホームセンターで購入推奨 |
| 発泡ウレタンスポンジ(緩衝材) | ミクセルPU CH402 / 600×2000mm / 厚さ20mm | 約1,500円前後 |
| 激強力両面テープ(ビニール用) | クッション固定に使用 | 300〜600円前後 |
合計目安:3,000〜3,500円程度
社外品だと2万円前後するものが多いので、コスパの差は歴然です。
※合板はサイズが大きいためホームセンターでの購入がおすすめです。スポンジと両面テープはネットでも購入できます。
寸法のまとめ
「寸法が知りたい」という方のために、私が使ったサイズをまとめました。セカンドシートの大きさは車によって違うことがあるので、作る前に必ず自分の車で採寸してください。
| 部分 | サイズ |
| 合板 | 1,200×500mm(12mm・910×1820mmをカット) |
| スポンジ | 厚さ20mm(600×2000mmを合板に合わせて切る) |
| 入れる場所 | セカンドシート背面のチャックの中 |
| 確認した車 | ハイエース8型スーパーGL |
制作手順

ここからは作り方です。採寸から、シートに差し込むまで5ステップあります。難しいところはほとんどありませんが、最後にチャックを閉めるところだけ少しコツがいります。私は半日で完成しました。合板のカットはホームセンターに頼めるので、のこぎりがなくても大丈夫です。写真を見ながら順番に進めてください。
STEP1|サイズを決める
セカンドシート背面をメジャーで採寸して、カットするサイズを決めます。今回は1,200×500mmに決めました。
STEP2|合板をカットしてもらう
ホームセンターのカットサービスで1,200×500mmにカットしてもらいました。購入した針葉樹構造用合板(12mm・税込1,408円)をそのまま持ち込めばOKです。ワンカット55円、2カットで110円です。

STEP3|バリ取り・角を丸める
カット後は電動サンダーでバリを取り、角を丸く仕上げます。セカンドシートに入れたときに内側を傷つける可能性があるので、やっておくのがおすすめです。

STEP4|クッション材をカット・貼り付ける
使用したのはミクセルPU CH402(発泡ウレタン緩衝材)600×2000mm・厚さ20mm。合板をクッション材の上に置いてマジックでラインを引く。

マジックに沿ってハサミでカット。アバウトでも全然問題ないです。

カット後は激強力両面テープで合板に貼り付けます。

STEP5|セカンドシートに入れ込む
セカンドシートにはチャックがついていて、開けると中にパネルを入れられます。合板+クッションをそのまま差し込むだけ。

問題はチャックを閉めるとき。最後の部分がかなり締めにくいです。結束バンドをチャックの引き手に取り付けて、それを引っ張りながら下から押し上げるとうまくいきます。

最後だけ2人作業がおすすめです。

完成!仕上がりの印象

見た目はぶっちゃけほとんど変わりません。シートの中に入れ込むので、外から見ても違いはわからないです。
ただ、座り心地が全然違う。フレームがお尻に当たる感覚がなくなって、普通に座れるようになりました。車中泊でセカンドシートに座るのがストレスじゃなくなったのが一番の変化です。
1年入れたままの今
作ってから1年、パネルは入れたままです。合板が割れたり、スポンジがへたったりといった不具合はありません。車中泊のときはセカンドシートをずっと倒して、ベッドの一部として使っています。
やってみて気づいたこと・注意点

チャックを閉めるのが一番大変でした。結束バンドを使う方法で解決しましたが、最後だけは2人いると楽です。
もう一点だけ注意があります。パネルを入れると厚みが出るので、ベッドキットとセカンドシートの間に段差ができます。ベッドキット単体で180cmはあるので私は気になりませんでしたが、背が高い方は足元が段差に当たる可能性があります。購入前に自分の身長と要相談です。

それ以外は特に問題なし。作業自体も思ったより全然簡単でした。
標準ルーフは座ると頭が天井に少し当たる
パネルを入れると厚みが出るぶん、座ったときの位置が高くなります。私のハイエースは標準ルーフなので、倒したセカンドシートに座ると、頭が天井に少し当たります。
ベッドの長さは、ベッドキットだけで180cmあるので、身長175cmの私はセカンドシートの段差があっても問題ありません。座って過ごす時間が長い方は、天井の高さも確認しておくと安心です。
よくある質問

セカンドシートのバックパネルを自作したい方から、よく出てくる疑問をまとめました。答えは、私が1年使った経験をもとにしています。とくに多いのが、寸法と材料費、それに入れたあとの天井の高さです。気になる質問から読んでみてください。
Q. バックパネルの寸法は?
A. 私は合板を1,200×500mmにしました。シートの大きさは車によって違うことがあるので、必ず採寸してから決めてください。
Q. 材料費はいくら?
A. 合板・スポンジ・両面テープで、3,000〜3,500円くらいです。合板のカット代(2カットで110円)も入れています。
Q. 社外品とどっちがいい?
A. 社外品は2万円前後します。自作なら3,000円台です。シートの中に入れるので、外から見てもほとんど分かりません。
Q. 入れたままで大丈夫?
A. 私は1年入れたままですが、不具合はありません。
Q. 1人でできる?
A. ほとんど1人でできます。チャックを閉める最後だけは、2人いると楽です。
Q. 標準ルーフでも大丈夫?
A. 付けられますが、厚みが出るぶん、座ると頭が天井に少し当たります(私のハイエースは標準ルーフです)。
Q. どのハイエースに入れられる?
A. 私が試したのは8型スーパーGLです。ほかの型やグレードは試していないので、シートの背面にチャックがあるかを確認してください。
まとめ
まとめ
- 材料費は3,000〜3,500円、作業は半日
- 合板1,200×500mm+スポンジ20mmをシートのチャックに入れるだけ
- 座ってもフレームが当たらなくなった
- 1年入れたままで不具合なし
- 標準ルーフだと、座ると頭が天井に少し当たる
既製品だと2万円前後するバックパネルが、自作なら3,000円台で完成しました。作業自体も半日もあれば十分。「高いな」と思って諦めかけている方こそ、一度自作を検討してみてください。
見た目は変わりませんが、座り心地は全然違います。車中泊でセカンドシートに座るたびにフレームが当たって痛い、という悩みはこれで完全に解決しました。
材料は全部ホームセンターで揃います。スポンジと両面テープは楽天でも購入できるので、以下からどうぞ。
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