

デロンギの全自動コーヒーマシンを検討するとき、マグニフィカSとマグニフィカスタートのどちらを選ぶかで迷う方は多いです。サイズも重量もほぼ同じで、見た目もよく似ています。
この記事では両機種の説明書をもとに、実際に違う部分だけを正確に比較しました。どちらを買うべきか、タイプ別の結論も出します。
結論:どちらを選ぶべきか

| こんな人は | おすすめ |
|---|---|
| 操作をシンプルにしたい・タッチパネルが好き | マグニフィカスタート |
| カフェジャポーネの量をマグカップ向けに変えたい | マグニフィカスタート |
| ウォーターフィルターを最初から使いたい | マグニフィカスタート |
| 温度を4段階で細かく調整したい | マグニフィカS |
| カス受けの頻度を減らしたい(手入れを楽にしたい) | マグニフィカS |
| 価格差が安ければSでもいい | マグニフィカS |
スペック比較表
まず両機種のスペックを並べます。説明書の仕様ページから確認した数値です。
| 項目 | ![]() マグニフィカS(ECAM22112) | ![]() マグニフィカスタート(ECAM22020) |
|---|---|---|
| サイズ | 幅238×奥行430×高さ350mm | 幅240×奥行440×高さ350mm |
| 重量 | 9.5kg | 9.5kg |
| 消費電力 | 1450W | 1450W |
| 水タンク | 1.8L | 1.8L |
| 豆ホッパー | 250g | 250g |
| グラインダー | コーン式・1〜7段階 | コーン式・1〜7段階 |
| ポンプ圧 | 15気圧 | 15気圧 |
| コントロールパネル | ボタン式 | タッチセンサー式 |
| 温度設定 | レベル1〜4(4段階) | 低温・中温・高温(3段階) |
| カフェジャポーネ抽出量 | 約120mL固定・設定不可 | 100〜240mL設定可能 |
| カス受け容量 | 最大20杯分 | 1杯:15回分/2杯:13回分 |
| ウォーターフィルター | なし(別売り) | 付属 |
サイズ・重量・消費電力・水タンク・豆ホッパー・グラインダー・ポンプ圧はまったく同じです。違うのは操作パネル・温度設定・カフェジャポーネの量・カス受け容量・ウォーターフィルターの5点です。
① 操作パネルの違い|ボタン vs タッチセンサー
見た目で最もわかりやすい違いがコントロールパネルです。
- マグニフィカS:物理ボタン式。押した感触がある。誤操作しにくい
- マグニフィカスタート:タッチセンサー式。スタイリッシュな見た目。軽く触れるだけで操作できる
どちらが使いやすいかは好みによります。ボタンの感触が好きならS、すっきりした見た目を重視するならスタートが向いています。

② カフェジャポーネの抽出量の違い


どちらもカフェジャポーネ(深蒸し間欠抽出)に対応していますが、抽出量の設定可否が異なります。

- マグニフィカS:約120mL固定。設定変更不可
- マグニフィカスタート:100〜240mLの範囲で設定可能
マグカップに多めに注いで飲みたい方、量を自分好みに調整したい方にはマグニフィカスタートの方が向いています。マグニフィカSで120mL以上のカフェジャポーネを飲みたい場合は、2杯分(約240mL)を抽出するしかありません。
③ 温度設定の違い
- マグニフィカS:レベル1〜4の4段階
- マグニフィカスタート:低温・中温・高温の3段階
実用上の差は小さいですが、温度を細かく調整したい方にはマグニフィカSが有利です。初期値はどちらも中温(レベル2相当)で、日常使いであればどちらでも問題ありません。
④ カス受け容量の違い
- マグニフィカS:最大20杯分
- マグニフィカスタート:1杯抽出で15回分・2杯抽出で13回分
マグニフィカSの方がカス受けが大きく、捨てる頻度が少なくて済みます。毎日2〜3杯飲む家庭なら、スタートは1週間程度で満杯になるケースも。お手入れの手間を減らしたいならSの方が有利です。

⑤ ウォーターフィルターの違い
- マグニフィカS:ウォーターフィルターなし(別売り)
- マグニフィカスタート:ウォーターフィルター付属
ウォーターフィルターは水タンク内の石灰の付着を軽減する部品です。マグニフィカSはウォーターフィルター非対応(別売り品にも記載なし)で、使用できません。硬水地域に住んでいる方や石灰除去の頻度を減らしたい方には、スタートが有利です。
価格差と選び方
定価を比較すると、マグニフィカSの方が約28,000円安いです。
| 機種 | 定価 |
|---|---|
| マグニフィカS(ECAM22112) | 69,800円 |
| マグニフィカスタート(ECAM22020) | 97,800円 |
スタートはタッチパネル・ウォーターフィルター付属・カフェジャポーネ量設定可と機能が充実していますが、価格差を考えるとマグニフィカSのコスパは高いです。
「タッチパネルがどうしても欲しい」「カフェジャポーネの量を必ず自分で設定したい」という明確なこだわりがなければ、マグニフィカSを選んだ方が賢い買い物になります。
まとめ|違いは5点だけ、用途で選ぼう


- コスパ重視・温度設定を細かくしたい・カス受けの頻度を減らしたい → マグニフィカS(約28,000円安い)
- タッチパネルにこだわる・カフェジャポーネの量を自由に変えたい・フィルターをすぐ使いたい → マグニフィカスタート
基本性能(サイズ・重量・グラインダー・ポンプ圧・水タンク)はまったく同じです。価格差が約28,000円あることを考えると、特別なこだわりがなければマグニフィカSが最もおすすめです。


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