デロンギの全自動コーヒーマシンを調べていると出てくる「ウォーターフィルター(DLSC002)」。「必要なの?」「いらないの?」「そもそも自分の機種に付くの?」——迷いますよね。
先に、意外と知られていない事実から。デロンギにはウォーターフィルターに対応している機種と、そもそも非対応の機種があります。そして私が2年毎日使っているマグニフィカS(ECAM22112)は……非対応です。付けたくても付けられません。
じゃあフィルターなしで困っているかというと、まったく困っていません。この記事では「フィルターなしで2年使った実態」と「対応機種の人はどう判断すべきか」を正直にまとめます。
まず確認:あなたの機種はフィルター対応?
| 機種例 | ウォーターフィルター |
|---|---|
| マグニフィカS(ECAM22112)※私の機種 | 非対応(取説にフィルターの項目自体がありません) |
| マグニフィカスタート(ECAM22062)など | 対応(水タンク内に取り付け・交換時期の表示機能あり) |

「DLSC002を買ったのに付かない」となったらもったいないので、購入前に必ずお使いの機種の取扱説明書で確認してください。「ウォーターフィルター」の項目がなければ非対応です。



フィルターなしのマグニフィカS、2年使った結果
結論:日本の水道水で、毎日2年間、味も故障もまったく問題ありません。
理由ははっきりしていて、日本の水道水はほぼ軟水だからです。ウォーターフィルターの主な役割は水の硬度成分(石灰分)を減らすこと。硬水だらけのヨーロッパでは重要な装備ですが、もともと軟水の日本では、フィルターがなくても水質面のハンデが小さいんです。
ちなみにコーヒーの味の面でも、軟水はコーヒーと相性が良いとされています。ミネラルゼロの純水よりも、水道水くらいの軟水の方が旨味が出やすいくらいです。

ただし「石灰除去」は絶対にサボらないでください
フィルターがなくても大丈夫、と言える前提条件がこれです。軟水でも、使い続ければマシン内部には少しずつ石灰(白い付着物)が溜まります。デロンギには除石灰ランプが付いていて、点灯したら専用の除石灰剤でお手入れする仕組み。
「フィルターなし運用」は「石灰除去をちゃんとやる」とセットです。ここをサボるとフィルター云々以前に、味も故障リスクも悪化します。やり方はこちらに全部まとめてあります👇

除石灰剤の選び方(純正DLSC500・互換品・クエン酸の比較)はこちら。

対応機種の人は付けるべき?【判断基準】
- 日本の水道水を使っている → 必須ではありません。私のように石灰除去をきちんとやる前提なら、なしでも運用できます
- 硬度が高めの地域・井戸水 → 付ける価値あり。石灰の溜まりが遅くなり、お手入れ頻度を下げられます
- 味を少しでも整えたい・お手入れ回数を減らしたい → 付けてもOK。交換目安(約2ヶ月)とランニングコストは頭に入れて
つまり「いる/いらない」は水質とお手入れ習慣で決まる、が答えです。迷ったら、まずフィルターなし+石灰除去で運用してみて、水質が気になったら追加する順番で十分です。


まとめ
- ウォーターフィルターは非対応の機種がある(マグニフィカS ECAM22112は非対応)。購入前に取説確認を
- 非対応のSを水道水で2年毎日使って、味も故障も問題なし(日本の水道水は軟水だから)
- ただし石灰除去は必須。フィルターの有無に関係なく、ランプが点いたら必ずお手入れ
- 対応機種でも「軟水地域なら必須ではない」。硬度高めの地域や手入れ頻度を下げたい人は装着の価値あり
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