

ハイエースで車中泊や仮眠をするとき、避けて通れないのが窓の目隠し。「自作しようか、それとも専用品を買おうか」で迷う人はとても多いです。私も最初はプラダンやカーテンの自作を考えました。でも結局、隙間からの光漏れ・夏冬の断熱・作る手間でつまずき、会津(Aizu)のマルチシェード リアセットに行き着きました。この記事では、自作と比べてどこが良かったのかを、実際に使っているオーナー目線で正直にレビューします。
ハイエースの目隠し、結局どれがいい?(自作 vs 市販を比較)
まず全体像から。ハイエースの目隠しは大きく分けて「自作系」と「専用シェード」の2択です。それぞれの長所・短所を表にしました。
| 方式 | 費用の目安 | 遮光・断熱 | 手間 | 仕上がり |
| プラダン自作 | 安い(〜数千円) | △(隙間が出やすい) | 大(採寸・カット) | △ |
| カーテン | 中 | △(光が漏れる) | 中(レール設置) | ○ |
| 100均シェード | とても安い | ×(サイズが合わない) | 中 | × |
| 会津 マルチシェード(専用) | 26,180〜28,380円 | ◎(専用設計で隙間ほぼ無し) | 小(はめるだけ) | ◎ |
価格だけ見れば自作が魅力的です。ただ、車中泊で本当に効いてくるのは「隙間のなさ」と「断熱」。ここが自作でいちばん再現しにくいポイントでした。
自作・100均・プラダンでつまずく3つの落とし穴
- ① 隙間からの光漏れ:ハイエースの窓は形が複雑。採寸が少しズレるだけで端から光が漏れ、外からも中が見えてしまいます。プライバシーと防犯の面で地味に不安。
- ② 断熱が弱い:薄い素材だと夏の直射熱・冬の冷気をあまり防げません。「目隠しはできても暑い・寒い」になりがち。
- ③ とにかく手間:窓の数だけ採寸してカットして…と、作るだけで休日が1日つぶれます。作り直しになることも。
「安く済ませたい」で始めた自作が、時間と仕上がりで結局割に合わない——これが私の実感でした。
会津 マルチシェードを選んだ理由
私が使っているのは会津(Aizu)マルチシェード リアセット(ハイエース200系 標準幅ロング用)。決め手はシンプルで、「ハイエース専用設計だから、買ってはめるだけで隙間なく仕上がる」こと。自作の3つの落とし穴を、まるごと解決してくれました。
- 専用設計でサイズぴったり:吸盤+マグネットでしっかり固定。汎用品のようにズレず、隙間からの光漏れもほぼありません。
- 遮熱・断熱・UVカットまで一枚で:遮光だけでなく、遮熱・保温・結露防止・紫外線カットまで対応。夏も冬も使えます。
- リアセットで後ろをまるごとカバー:運転席より後ろの窓をまとめてカバーできるので、車中泊スペースの目隠しはこれ一式で完結。
- 選べる仕様:ドア枚数(5ドア両側/4ドア片側)・スライド小窓の分割・カラーを自分の車に合わせて選べます。
価格は仕様・カラーによって26,180〜28,380円(送料無料・時期により変動)。安くはありませんが、自作にかける時間と仕上がりを考えると、私は「むしろコスパが良い」と感じています。

【実機レビュー】実際に使ってみた
取り付けは「はめるだけ」
専用設計なので、窓のかたちに合わせてはめて吸盤・マグネットで留めるだけ。採寸もカットも不要で、初回でも迷いませんでした。汎用シェードのような「ズレ」「浮き」が出ないのが快適です。
遮光・断熱の効果は体感ではっきり
シェードをつけているだけで、駐車中の車内温度の上がり方が明らかに違います。日中に熱がこもりにくくなるので、夜の就寝時に室内が冷めるのが早い。夏の車中泊では、この「熱を溜めない」効果がいちばんありがたいポイントでした。
色選びの実体験:外はブラッキー、中はグレー
地味に悩むのがカラー選び。私はこう選びました。
- 外側=ブラッキー:シルバー系は駐車中に外から見ると意外と目立ちます。車中泊していることを悟られにくいよう、目立たないブラッキーにしました。
- 内側=グレー:内側が真っ黒だと車内がかなり暗くなります。少し明るさを残したくて、黒ではなくグレーを選びました。
結果、外からは目立たず、中は暗くなりすぎないちょうどいいバランス。カラーは見た目だけでなく「目立ちにくさ」と「車内の明るさ」で選ぶのがおすすめです。




走行中はつけっぱなしでいい?(後方視界の話)
よくある疑問が「走行中もつけたままで大丈夫?」。私の使い方はこうです。
- 後部のシェードは走行中もつけっぱなし:デジタルインナーミラーを装着しているので、後ろが物理的に見えなくてもカメラ映像で後方を確認できます。
- スライドドア部分だけ走る前に外す:サイドの安全確認に関わる部分は、走行前に外しています。
つまり、デジタルインナーミラーがあれば後部はつけっぱなしでも視界の問題はありません。装着していない場合は、走行前に後方視界を妨げないよう外すのが安心です。
車検は大丈夫?網戸との併用は?
運転席・助手席まわりの常時の目隠しは視界の妨げになるため、走行時は前席まわりを塞がないのが基本です。リアの目隠しは就寝・駐車時の使用が中心なので、運用で問題になりにくい部分。気になる場合は、お使いの車・地域の基準を事前に確認してください。
また、夏の車中泊では「目隠し+換気」がセットで効きます。マルチシェードで日差しと視線を遮りつつ、網戸で虫を防ぎながら風を通すと、車内環境が一気に快適に。網戸については別記事でまとめています。

こんな人におすすめ
- 自作の採寸・カットが面倒、または一度作って失敗した人
- 隙間からの光漏れ・プライバシーが気になる人
- 夏の暑さ・冬の冷気を「目隠しついでに」抑えたい人
- ハイエースで本格的に車中泊する予定の人
逆に「年1回ちょっと使うだけ」なら自作でも十分かもしれません。使う頻度が高いほど、専用品の快適さが効いてきます。
まとめ
ハイエースの目隠しは、安さなら自作、快適さと手間の少なさなら専用シェード。私は隙間・断熱・手間の3点で自作に見切りをつけ、会津マルチシェードに落ち着きました。専用設計で「はめるだけ」、遮熱・断熱まで一枚でこなしてくれるので、夏の車中泊が一段ラクになります。カラーは「外は目立たず・中は暗すぎず」で選ぶのがおすすめです。
あわせて読みたい(夏の車中泊シリーズ)


コメント