「マグニフィカSを買ったはいいけど、豆は何を買えばいいの?」
結論から言うと、高い豆じゃなくて大丈夫です。
私はマグニフィカS(ECAM22112)で毎日1リットル近くコーヒーを飲んでいますが、メインで使っているのは1kgあたり2,000円台の業務用クラスの豆。それで十分おいしく飲めています。
ただし、全自動マシンには「入れてはいけない豆」があるのも事実。これを知らずに買うと、グラインダーの不調やメンテ地獄につながることもあります。
この記事では、毎日マグニフィカSを使い倒している私が、豆選びで失敗しないための3つの原則、実際にリピートしている豆+目的別おすすめ6選、入れちゃダメな豆を全部まとめました。読み終わる頃には「次に買う豆」が決まっているはずです。
マグニフィカSの豆選び、3つの原則
原則1:中煎り〜深煎りのブレンドが基本
マグニフィカSはエスプレッソ抽出のマシンなので、コクと苦味がしっかり出る中深煎り〜深煎りとの相性が良いです。浅煎りだと酸味が立ちやすく、好みが分かれます。
とはいえ私は中煎り寄りの豆(後述のカークランド)もたっぷりめの量で普通においしく飲んでいるので、「深煎りじゃないとダメ」というほど神経質になる必要はありません。
原則2:オイリーな豆・フレーバー豆は避ける
これが一番大事です。
- 表面がテカテカした極深煎りのオイリーな豆
- キャラメルなどの香料がついたフレーバーコーヒー豆
は、豆ホッパーやグラインダーに油分・香料が付着して、詰まりや故障の原因になることがあります。全自動マシンでは避けるのが無難です。
原則3:挽き目は「5」固定。味は豆と濃さつまみで変える
マグニフィカSの挽き目(豆ホッパー内のグラインダーノブ)は、お買い上げ時の「5」のままでOK。取扱説明書にもそう書かれています。
味を変えたいときは、
- 豆そのものを変える
- 本体正面右下の豆量調整つまみ(MIN〜MAX)で濃さを変える
の2つで調整するのが正解。挽き目をコロコロ変えるのは、抽出が極端に遅い・詰まるなどのトラブル時だけで十分です。

マグニフィカSにおすすめのコーヒー豆6選
①チモトコーヒー 4大陸 飲み比べセット【毎日ガブガブ枠・私のメイン】
- 450g×4袋(計1.8kg・約180杯分)で7,500円前後(記事執筆時点)
- 1kgあたり約2,100円とコスパに優れた価格帯(※価格は変動します)
- アジアン・アメリカン・アフリカン・ヨーロピアンの4種ブレンド飲み比べ
私が実際にリピートしている豆です。毎日1リットル近く飲む我が家では、豆代がそのままランニングコストになるので、この価格帯は本当にありがたい。
4種類入っているので「今週はアフリカンブレンド」みたいに気分で変えられるのも、挽き目固定のマグニフィカSと相性抜群です。
②カークランド ハウスブレンド【コストコの定番・大容量枠】
- 1.13kgで4,600円前後(記事執筆時点・楽天)
- コストコの定番、アラビカ種100%のミディアムロースト
- バランス型でクセがなく、量を飲む人向き
こちらも私の実体験枠。中煎り寄りなので原則1からは少し外れますが、たっぷりめの量(私は1杯約120mLに設定)で飲むスタイルなら全く問題なし。むしろゴクゴク飲めて、毎日飲んでも飽きません。
※楽天の取扱店によっては北海道・沖縄・離島へ発送できない場合があります。
③ラバッツァ クレマ エ アロマ【イタリアの定番・鉄板枠】
- 1kgで3,000円前後(記事執筆時点)
- イタリアの国民的ブランド。エスプレッソマシン向けの中深煎りブレンド
- 「迷ったらこれ」と言われる定番
エスプレッソの本場イタリアで広く親しまれている定番ブランド。マグニフィカSのようなエスプレッソマシンのために作られたようなブレンドで、コクと苦味のバランスが良く、カフェラテにしても負けない味です。
④ムセッティ【デロンギ公式取り扱い枠】
- 250gで1,500円前後〜(記事執筆時点)
- デロンギが公式に取り扱うイタリアの老舗ロースター
- 「マシンとの相性」を最優先するならこれ
デロンギの公式サイトでも取り扱われている、メーカー公式取り扱いの豆。価格は上の2つより高めですが、「マシンに合う豆ってどんな味?」の基準を知るために一度試す価値はあります。
私の使い方だと毎日用には少し贅沢ですが、基準の味を知っておくと豆選びの軸ができます。ムセッティの銘柄ごとの違いはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
⑤ブルーボトルコーヒー【週末の贅沢・ギフト枠】
- ブレンドは3,000円台前後〜(記事執筆時点)。シングルオリジンやインスタントも展開
- 平日はコスパ豆、週末だけ贅沢という使い分けに最適
- ギフトセットのカテゴリが充実していて、コーヒー好きへの贈り物にも◎
毎日用ではなく「ご褒美枠」。スペシャルティコーヒーの代表格で、焙煎日が新しい豆はクレマの立ち方が違うので、マシンの実力を感じたいときにおすすめです。公式オンラインストアには定期便(送料無料)もあるので、気に入ったら切り替えるのもアリ。
⑥Kurasu コーヒー定期便【毎月違う豆が届く・探検枠】
- 200gで2,800円〜(記事執筆時点)。毎月、焙煎から5日以内の豆が届く
- 京都発のスペシャルティコーヒー店。日本各地のロースターの豆を毎月紹介してくれるプランも
- 「自分で選ばなくても、新しい味に出会える」のが大きな魅力
豆選びに慣れてくると、「いつもの豆」に飽きる時期が来ます。そんな人向けの探検枠がこれ。毎月違うロースターの焙煎したての豆が届くので、マグニフィカSの「豆を変えるだけで味が変わる」楽しさを一番感じられます。
1点だけ注意:ペーパーフィルター向けに選ばれた豆が届くため、浅煎り寄りの月もあります。エスプレッソの王道の味を求める人より、「コーヒーの世界を広げたい人」向けです。私のようなたっぷり派の飲み方なら、浅煎りでもすっきり飲めておいしいですよ。
逆に「入れちゃダメな豆」3つ
- オイリーな極深煎り豆:表面がテカテカ光っている豆。グラインダーに油分が溜まりやすい
- フレーバーコーヒー豆:香料がホッパーに残り、次の豆にも匂いが移る
- 挽いてある粉(豆と併用時の注意):マグニフィカSには粉投入口もありますが、豆ホッパーに粉を入れるのはNG。粉は専用投入口へ
「安い豆でいい」とは言いましたが、「どんな豆でもいい」わけではないので、ここだけ守ってください。
なお、どんな豆を使っていても定期的なお手入れは必要です。石灰除去のやり方は純正DLSC500での石灰除去解説にまとめています。
よくある質問
Q. 豆の量(濃さ)はどう調整する?
A. 本体正面右下の豆量調整つまみ(MIN〜MAX)で調整します。豆を変えたら、まず真ん中あたりから試すのがおすすめ。
Q. 安い豆だと味が落ちない?
A. 個人の感想ですが、毎日たっぷり飲むスタイルなら1kg2,000円台の豆で十分満足しています。むしろ高い豆を「もったいない」とケチって古くするほうが味が落ちます。
Q. 豆の保存はどうすればいい?
A. 直射日光と高温多湿を避けて密閉保存が基本。開封後は1ヶ月程度で使い切れる量ずつ買うのが理想です。
まとめ:まずは「毎日用のコスパ豆」を1つ決めよう
- 豆選びの原則は3つ:中深煎りブレンド/オイリー・フレーバー豆NG/挽き目5固定
- 毎日用は1kg2,000円台のコスパ豆で十分(私はチモトとカークランドをリピート中)
- 週末や特別な日はブルーボトルなどの贅沢豆、飽きてきたらKurasuの定期便で新しい味を探検
マグニフィカSは豆を入れ替えるだけで味の世界が変わるマシン。まずは毎日用の豆を1つ決めて、コーヒーのある生活を気軽に楽しんでください。
マグニフィカS本体をまだ検討中の方は、実機の本音レビューもどうぞ。
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