デロンギの全自動コーヒーマシンにある「カフェ・ジャポーネ」ボタン。「何それ?」「普通のコーヒーと何が違うの?」「まずいって聞いたけど本当?」——検索するといろんな声が出てきます。
マグニフィカSを2年毎日使っているオーナーとして、先に正直に言います。私はカフェ・ジャポーネ、ほぼ使っていません。この記事では、その理由と、逆に「ジャポーネが合う人」を、取扱説明書の仕様まで踏み込んで解説します。
カフェ・ジャポーネとは?【日本専用の「ドリップ風」機能】
カフェ・ジャポーネは、ハンドドリップのように給湯と蒸らしを繰り返して抽出する、デロンギの日本市場向け機能です。エスプレッソの旨味とドリップコーヒーのすっきりした後味の融合、というのがメーカーの説明。
取説から分かる仕様はこうです。

私がほぼ使っていない理由【正直に3つ】
① 量のメリットがない:私は通常のコーヒー1杯ボタンを約120mLに設定しています(設定はボタン長押しだけ)。つまりジャポーネと同じ量が、通常ボタンでも出せるんです。
② 味の差をあまり感じなかった:これは正直な感想です。飲み比べて「言われれば違うかな?」くらいで、私の舌では毎日の一杯を変えるほどの差ではありませんでした(味覚は人それぞれなので、あくまで私の場合です)。
③ 抽出に時間がかかる:蒸らしを繰り返す仕組み上、通常ボタンより待ち時間が長い。朝の忙しい時間には、この差が地味に効きます。
「同じ量が、速く出る」——毎日飲む人間としては、通常ボタンに落ち着きました。


「まずい」って本当?【評判の正体】
検索候補に「カフェジャポーネ まずい」と出てきますが、私は「まずい」とは思いません。評判が割れる理由は、おそらく「ドリップコーヒーそのもの」を期待されていることです。
カフェ・ジャポーネは、ドリップコーヒーに親しんだ日本人向けに開発された「日本専用機能」として知られています。「ドリップ風」を名乗っているからこそ、飲む側はハンドドリップの味を基準に比べてしまう——そして「思ってたドリップと違う」が「まずい」という感想になる。これが評判の正体だと私は見ています。
実際、ハンドドリップとはたしかに味が違います。ただ、ここで思い出してほしいのはハンドドリップ側の事情です。
- ハンドドリップは注ぎ方の技術で味が大きく変わり、同じ人が淹れてもムラが出ます
- ジャポーネはボタン1つで毎回同じ味。「ドリップ職人の会心の一杯」には届かなくても、「毎日安定した一杯」では十分勝負になります
つまり「まずい」のではなく、ハンドドリップの完全再現ではない「ドリップ寄りの別物」だということ。濃さが物足りない場合は、豆量つまみをMAX寄りにする・深煎り豆を使う、で印象がかなり変わります。
ちなみに私自身、ハンドドリップからマグニフィカSに乗り換えた人間です。ドリップと全自動の付き合い方はこちらにも書いています。


カフェ・ジャポーネが合う人・合わない人
| 合う人 | 合わない人(通常ボタンでOK) |
|---|---|
| ハンドドリップの味が好き/すっきりした後味派/香り重視で待ち時間は気にしない | 濃いめが好き/量を自分で調整したい/朝は1秒でも早く飲みたい |
裏ワザ:「ジャポーネの量」だけ欲しいなら通常ボタンの定量設定で
「ジャポーネのたっぷり120mLがちょうどいい」という方、多いと思います。それ、通常ボタンでも設定できます。
- お好みの量に合うカップを置く
- コーヒー1杯ボタンを抽出ランプが点滅するまで長押し→抽出開始
- 好みの量になったらもう一度ボタンを押す→設定完了(約20〜180mLの範囲)
これで「120mLをジャポーネより速く」が毎日ワンタッチになります。私の毎日の一杯はこの設定です。

まとめ
- カフェ・ジャポーネ=蒸らしを繰り返すドリップ風機能。量は120mL固定・時間は長め
- 私は「同じ量が速く出る」通常ボタンの定量設定に落ち着いた(毎日飲む人ほどこの結論になりやすいはず)
- 「まずい」は誤解。エスプレッソとは別物と思って飲めば、すっきり派には良い機能
- 迷ったら両方試して、自分の「毎日の一杯」を決めればOK。どちらもボタン1つです
「薄い・物足りない」の対処法(豆量・挽き目・2度押し)はこちらにまとめています。

毎日の一杯に合うコスパ豆はこちらで紹介しています。

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